コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
私は小さい頃にある物語を書いた。
題名は【ヘルックを隠れ家と】だった。
ヘルックとはオランダ語で幸福を表す言葉。
あの時は小説作りにハマってたっけ…。
今ではそんなことも懐かしい。
その物語の世界は不思議で
毎日家に違う人が訪れたり、
イベントが発生したりする。
窓の外も毎日違う景色になることもある。
冬になったり、
原始時代のような景色になったり様々だった。
たまに、自分の住んでいる家が
お店になることもあった。
そんな物語…に私は主人公として
転生してしまった。
私の最期はどんなんだったか全く覚えていない。
それどころかこの物語の内容も正直覚えていない。
それでも何らかの原因で死んだことは
分かるのが自分でも不思議だった。
その時、窓から明るい光が差し込んだ。
そう、世界はもう朝を迎えようとしていたのだ。