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「似合ってるね、それ」

今日はメイドの光の服を買うためにお買い物

光は護衛役としてもしっかりしてくれてる

強さは虎丸ちゃんと上下関係と言ったと こ

その上料理と掃除ができるの頼りになってる

「じゃ私会計してくるから待ってて」

「護衛役ですので一緒に行きますよ」

2個上なのにしっかりしてるな〜と思いながら会計を終え店を出ると呼吸が止まりかけた。

理由は単純すぐ近くに有月と楽が居たから。

なんであいつら真昼間からデパート来てんの?!

スラーっていう新時代とかよくわかないこと言ってる組織だろ!!そんなやつが真昼間にデパート来てんじゃねぇよ!!急いで隠れないと

「光こっち!」

と光の手を引いて楽達から離れる。

「ご主人様?!どうされましたか?」

まだ1日しか立ってないでしょ!!なに?

GPSでも付けてんの?!付けてないとこんなすぐわかるか?

「ちょっと静かにしてて!!」

私は思ったより大きな声を出していたらしく、

楽と有月に気づかれてしまった。

「光!私を抱えて逃げて!!家まで」

「わかりました!」

もうお買い物所じゃない。前は仲間としてあそこにいたが今回捕まったらただの誘拐として

情報収集をする羽目になる。

「ボス急ぎましょ〜」

「そうだね、逃げられたら困る」

そう言ってる有月と楽の小さな声をはっきりと聞き取れた。

「光!ここから飛んで!」

「わかりました!!」

私が言うとなんでもするようで疑いもせず光は飛んだ。飛んだ先にはマットレス捨て場があり無傷で降りれることができた。だけどそれも後ろから追って来てる楽達も同じ。

「あぁ”もうクソ!こっちは晴れて自由の身つってのにまたかよ!!」と私が叫ぶと有月が

「5秒以内に止まったらまた仲間として一緒に過ごそ」と言ってきた。

もちろんそんな手には乗らない。

「光もっとスピード出せれるか?」

「はい!できます!!」

そう言って光はもっと早く走ってくれた。

だけどあっちは2人組。虎丸ちゃんと上下関係の光では勝てない。後ろを見ていると楽が

「5秒もう過ぎてますよ、捕まえていいっすか?このスピードでずっと走るの辛いっす」

「うん、もういいよ」

次の瞬間楽が後ろから消えた。消えたかと思ったら前に現れた。

「ウッ!」と言う光の声と共に飛ばされた。

何が起きたか理解する前に楽に上を掴まれた。

いくら暴れても楽の手を退かすことが出来ず

有月が近くまで来てしまった。

「逃げる君が悪いんだよ?あのまま僕達の仲間として過ごしてたらこんな事にはならなかったのに」

そう言う有月の顔は不気味に笑っていた。

「はっ?こっちは逃げてねぇよ!私は組織から抜けただけ」

「君はもうちょっと頭が働くタイプだと思って居たのだが…仕方ない、これを君に打つか」

そう言って有月がポケットから出したのは強力な幻覚を見せる薬だった。殺連に居た時これを打たれて自我を失ったやつ何人も見てきた。

「まっ、待って!!」

それを打たれるのを阻止しようとした手を楽に止められた。

「楽、そのまま押さえてて」

「うっす」

と言って有月は私の右手に注射器を刺す。

私はただ体に流し込まれる液体を見ながら絶望に落ちた。耐えられない幻覚で気を失ってしまった。

「あっ、ボスこいつ気絶したっすよ」

「そっちの方が抵抗が無く運べるね」

「確かにそうっすね」







【勢羽目線】

月さんが出て行って2日目。

僕と虎丸は有月達に特になにかされていないが明らかに有月がイラついてるのがわかった。

そのせいかは分からないが楽も不機嫌だった。

2人が出て行って数時間。

気絶してる月さんを抱えて帰ってきた。

楽と鹿島の会話を聞く限りどうやら強い幻覚を見てるらしい。薬の効果が切れてから目を覚ますらしいから後数日はそのままって鹿島が言ってた。





情報屋と殺し屋さん達

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