出たっ!
本当に幽霊が出た。
俺を覗き込んでいた男は、布団の真横に正座して、身動きしない。
小さな灯りしかないのに、男が生気のないうつろな目をしているのが分かった。
幽霊に違いない。いますぐ逃げ出したい。
ところが、俺は金縛りにあって動けなくなってしまった。
消えろ、消えろ、消えろ!
俺は心の中で念じながら、かたく目をつむった。
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そして、朝になった。
目をつむったまま、俺は一睡もできず。
スマホのアラームの音で、ゆっくりと目を開けた。
おそるおそる横を見ると、もう男の姿はなかった。
あれは*****************************
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