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「俺、長澤さんが好きなんだ…」
公園のベンチに座りながら、社は照れた様子で俺に打ち明けた。
長澤さんは、俺のクラスの女子だ。
「…だろうと思ったよ、お前、わかりやすいもんw」
「だよなw」
「で?なに?w」
「そのー…応援してほしくてさ…」
「応援?」
「度々、相談させてほしい…。俺、よくわかんねぇからさ…💧(*^^*)」
…これほどきつい相談はあっただろうか。
「俺でいいの?」
「うん、お前がいい。お前は、
いいやつだからさ。」
「…」
ごめん、社。俺は社が思っているほど、
「わかった、応援するよ(*^^*)」
いいやつじゃない。
その日はやってきた。社が長澤さんに告白するときだ。
教室の静かな空間で、社と長澤さんは二人きり。俺は邪魔にならない教室の外で、様子を伺う。
俺のほうが…ずっと前から…。
「柊のおかげだよ、ありがとう(*^^*)」
「全然、よかったな(*^^*)」
あぁ…隣が俺だったら…
今手を繋いでも…良かったのかな…