テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

Gaming worldの元住人達……総集編

一覧ページ

「Gaming worldの元住人達……総集編」のメインビジュアル

Gaming worldの元住人達……総集編

19 - 19,Invincible Hero(無敵の英雄)後編:ヒロアカ

♥

26

2025年07月16日

シェアするシェアする
報告する

🔪『…ひまー!!』


もう夕方近くだけど番犬と先生以外は寝なくてもいいから結構暇になるんだよね……早く帰らないと浅草も心配だし!でもせっかくだから遊びたい!!


🇨🇳「むぅ〜…」

🔨「暇だネ〜」

🐈‍⬛ ͗「あ、トイレってこっちだよね」

✞✟「まって、英雄。それトイレじゃない。そっちゴミ集積所!!」

🐇「勝手にどっか行った番犬達は何を言えばいいか分かるよな?」

🥀「アイス美味かった!」

🥀「バニラがオススメだ!」

🐇「ヴッ…もうそれでいい」

🦊「俺たちが欲しいのは感想じゃねェ…謝罪だ。間違えんな、番犬」

🥀「「はーい」」


この暇な状況を仕事と思っていた方がまぁ大丈夫かな?なら最近ここら一帯が怪しいし、みんなでその調査とか行けそう


🔪『遊んだしここ付近でキャラがいるのか捜査してから帰ろうよ!』

🔨「早い者勝ちだネ!」

🇨🇳「むぅ〜」

✞✟「絶対食材にして食べるズラ!」

🐇「長くなりそうだしホテルの用意とかしとくぞ」

🦊「俺ァ寝る」

🥀「私たちも宝探しやろうぜ!カゲ!」

🥀「いいな!ヒカ!」

🦊「テメェらガキなんだから寝ろ」

🐈‍⬛ ͗「プレイヤーはコロス」


時はしばらく経った頃…とある廃工場

男が薬物の入ったケースを持って何かから逃げている。追いかけている何かは深淵のように暗く、おぞましい雰囲気を纏う黒いモノだった


「死にたくない、化け物…なんで世の中にはこんな”個性”があるのに俺は…周りから笑われなくちゃいけないんだ!羨ましい、ずるい……」


ひとつの手が男の前に来たと思ったら猫耳のようなフードを被っている人が男の顔面を掴み、身体ごと跡形もなく破壊した。黒いモノは彼の魔法で作られた元はただの影だったキメラだ。


「…プレイヤーじゃなかったか。一応言っておく、羨ましいなんて思われているのは分かっているし、俺だって思っているが羨ましがるだけでは………な?恩人さん」


彼は自身の視線を斜め上に向け、何かと顔を合わせた。第三者からみたら何も見えない。けれど、彼には何かが見え、聞こえている。


「確か羨ましがるだけでは変わらないとか言っていたよな?あれ?恩人じゃなくて誰が言っていた…?誰の言葉なんて、そんなことはどうでもいいか。ただそう言われたということを思い出したのだから関係ない……分かってる。俺と恩人さんの読みが正しければ、教祖が言った通りこの世界にプレイヤーは確実にいる。誰にも邪魔はさせない絶対に始末するさ。…………あぁ、なんたって俺は英雄だからな」


🔨「いつも思うけど…なんだか教祖様と英雄って似てるよネ」

✞✟「突然どうしたんズラ?ルス補佐官」

🔨「ばぶちゃんもそう思わないのネ?」

✞✟「あの二人の近くにいるルス補佐官がそう言うならそうだと思うズラけど…あの二人の接点ってキャラまたの名をプレイヤーを消すという目的で協力関係なだけだと思ってたズラね」

🔨「現実を知ってるから真実を探してるんじゃなくて、どっちかと言うと事実を求めてるところが同じなんだヨ。自分は何者か、何をしていたか、なぜキャラやプレイヤーを倒さなければならないのか。その事実を求めてるところが一緒だネ」

✞✟「キャラってなんの害があるズラか?」

🔨「うーん…ボクのところにはほとんどがキャラで敵対してくるしクズだからそれが普通だと思ってたんだヨ。でも本人たちから覚えてる範囲で聞くとボクの普通だと思ってたのが異常だったっぽいんだヨ。普通は弱肉強食でない限り、殺し合いも裏切りも起きないんだって言ってたネ。キャラじゃない奴よりも強欲なのが多くて自己中も多かったヨ」

✞✟「デストピア……害と言うよりもこれからのことを考えて始末した方がいいってことだから自分とかに食材として渡すんズラね」

🔨「どんなゴミでも有効活用リサイクルした方がこっちにも都合がいいからネ」


🔪『質問!殺されそうな時に命乞いする?しない?』

🥀「「楽になれるからしない!でも私達は一緒に死にたい!」」

🐇「相手によってはするし、弟くんならむしろこっちから受け入れる派。」

🇨🇳「むー!」

✞✟「あ、親分は自分の負傷状態によってはしないズラね……自分は食材に出来る相手なら問題なく殺すし、しないズラよ!」

🔨「ふざけてその状況を楽しむネ」

🔪『相手によっては動く敵はみんな殺すからしない』

🦊「俺がそれまでだったって事だからな。しねェな」

🐈‍⬛ ͗「そんな状況なら多分発狂しながら自分で死ぬ」

🔪『全員やばいけどみんなそれぞれ考え方が違うんだねぇ。死にそうになってるのにその状況次第では生きる意欲が感じられない』

🐇「番犬組は一緒に死にたいのは分かったけど、この番犬が同時に死ぬってどんな状況なら可能なの??」

🦊「ボロボロで死にたい時に俺たち2人に頼んで番犬が一緒に死ねばいいだろ」

🥀「師匠天才だな!」

🥀「頭いいな!」


🔪『まじかぁ…』


悲報、番犬組が一部の記憶喪失薬を飲んで英雄と先生と最強さんを忘れた。若も飲んじゃったから若は番犬組を忘れて……しかも険悪すぎる…英雄は通常だけど


🥀「ねぇ、誰?ヒカのチョコ食べたの」

🥀「カゲの分もねぇじゃねぇか!」

🐈‍⬛ ͗「あぁ、若が父の日?つうから俺が恩人さんに渡した。」

🐇「俺も父の日だから一応ぐしゃぐしゃにしたチョコ渡した」

🥀「はぁ?マジ最悪!!」

🥀「意味わかんねぇよ!幻覚にあげるなんて!!!」

🐈‍⬛ ͗「はぁ!?恩人が幻覚言いたいのかお前ら!!」

🥀「当たり前じゃねぇか!」

🐇「ふざけんな!寝てても起きててもいるに決まってるだろ!!」

🥀「あーあ可哀想。自覚がないなんて流石シンデレラw」

🐇「誰がシンデレラだこの野郎!!」

🐈‍⬛ ͗「ぶっ殺してやる!!!」

🥀「あぁ!?上等だこの野郎!!」


1回止めるか…最悪なことにルース、親分、ばぶちゃん、最強さんは仕事。幸運なことに全員オレのことは覚えてるし、解除薬飲ませりゃいいから、なんとかなるかな…?


🔪『1回ストーップ!』

🐈‍⬛ ͗🐇🥀🥀「あ”?」

🔪『英雄以外、これのーんで!』

🐇「なんでこんな時に突然…」

🥀「美味そうな匂いしてんな!」

🥀「してんな!」


飲んだ途端に全員が倒れて寝ている。フフ…ま、飲ませりゃこっちのもんだね!!


次回、トリックオアトリート

普段従順な子達が逆らってるところ見るのって楽しいよね…記憶が無いと誰に逆らっちゃダメとか、その人との思い出もなくなって他人になるから記憶って大事らしいよ。プレイヤーの害と英雄の状況とマルス補佐官の世界、命乞いについてって……情報量多く、楽しいから満足!でも命乞いについての回答によっては完全にイカれてるかが分かりやすいよね。……僕?僕が命乞いする状況なら命乞いする前に道連れか相手を殺すにするよ。タダで死ぬわけないじゃん?命狙ってるなら狙われる覚悟があるって宣言してるのと同じだし?これを見てる君たちはどうかな?命乞いする?しない?僕のおもちゃたちは特殊だから状況によってはしないらしいね。合理的でなにより。でも死に方が楽しくなかったら生き返らせようと思ってるよ、おもちゃなんだから別にいいでしょ?

Gaming worldの元住人達……総集編

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

26

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚