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「今日は何の日でしょーか!」
彼女が言う
私はわかってる
「なんの日?」
わざと聞いてみた
彼女は頬を膨らまして言った
「なんで覚えてないの!?今日は付き合って4年目の記念日でしょ?」
「そうだったね」
「… 」
彼女は不機嫌そうだった
「ケーキ買いに行く?」
「うん!」
彼女は思った通り機嫌を直した
彼女と二人でケーキを買いに行くのは すごく久しぶりな気がする
彼女と会話を交わしていると
「危ないっ!」
車だ
私は誰かに押された。
思考が止まった。
絶対に振り向きたくなかった、信じたくなかった
「大丈夫ですか!?」
人の声、彼女の声が聞こえない。
そしてとある声で目覚めた。