アァ…こんなに伸びるとは…描くのも楽しいっすね…(
いやぁ…最近本当頭痛いですよね、天気のせいかな…?皆さんもお気を付け下さいね!
前回は配信が切られる場所まで行きました、今回は遂に戦闘が本格的に始まります!
因みに今回は弦月視点となっています…!是非色んな視点で楽しんで頂きたいのでね!!
皆さんも是非沢山スリルが味わって下さいませ。
ーENDに関する予告ー
この物語はHappyEND?、TrueEND、BatENDの3種類を計画しています。
HappyENDとTrueENDの分岐点がこの先現れる可能性が有るので、その際は
コメントで多かった方のENDを描こうと思います。
(尚、投票に負けてしまったEND、BatENDは後々描きますので御安心下さい。)
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僕は弦月。今は晴くんの家の周りに結界を張ってる。…さっきまで仕事をしてただけなのに。
彼奴が倒れて、1回 目を離したかと思ったら次連絡来た時には景くん拘束されてるし、晴くんは魔に憑かれたとか聞いてさ、なんなら今その状態で配信をしてるんだと。もうこの数時間でどんだけの出来事が詰め込まれてんだよ、何本当急にハッピーセットみたいに出来事の大軍が来やがって…いや、バットセットか。本当…焦ったなぁ。溜め込まれたこの感情を吐き出す場所が欲しいわ、今すぐ雑談配信でも開きたいくらい。…あと、この謎の視線は何なんだろう。
そんな事を考えてる内にも結界は張り終わり、一旦は休憩時間__
[ ドゴッ !! ]
…そう簡単にはいかないらしい。ミシミシと何処からか聞こていた音の後に来た大きなその音と共に視界に入ったのは、配信部屋から突き飛ばされた景くんと部屋からゆっくり姿を表す晴くんだった。その姿はいつもの晴くんとは違い、とても冷たい雰囲気で、なんというか…威圧感があって。とにかく怖かったのは僕や景くんを見るその瞳が吸い込まれてしまいそうな程黒くて、魔に染まり切っているんじゃないかという憶測。僕が思っている以上に恐ろしい事が起きているのかもしれない。
ー数分前 長尾視点ー
「今助けてやるからなハル、ちょっと我慢してろよー…?」
甲斐田はそんなヤワじゃない、きっと何処かに自我が残っている筈。…だよな。偶に不安が襲ってくるのは俺が彼奴を信頼出来ていないという事なのか、それとも友人が憑かれてしまった事に動揺して無駄な事を考えてしまうのか。…まぁ良い。今はただ、仲間であるハルに憑きやがった魔を祓うまでだ。配信の終わりを告げ、立ち上がって此方を静かに眺める甲斐田の姿。
立っているだけで威圧感を感じる、やはり戦闘のこういう空気には慣れないもの。キリキリと音を立てる刀、それは自分が刀の握る力を強めてしまっているのか、震えているのかのどちらかだ。不器用な笑みを浮かべながら、語り掛けるように小さく呟く。
すると其奴はこんな事を俺へと告げる。
「 私を祓ッテ この体が無事で居られるか知らないが、やってみれば良い。」
…何だ、コイツ。ハルを人質みたいに言いやがって。怒りがフツフツと湧いてくる中で、微量の恐怖も浮かんでいた。その声色は気味悪く感じる程落ち着いていて、とても上から目線に指示されているようだった、まるで…そうだな、神のように。
でもそんな感情は置いてけぼり。怒りが先走って、刀を彼の左肩へ向けて勢い良く振り下ろす。手応えは有る。有るんだが…。その刀は驚く程に、本当に肩へ当たる直前の位置で止まっていた。…可笑しいな。そんな少しの困惑も振り払い首へと方向転換しようとした瞬間に、彼は刀を掴んできて俺は其方へ身をぐいと引き寄せられた。その時に耳元で囁かれた言葉。
「小さナ神社の主と言えど私は神の端くれだ。身の程ヲ弁えろ。」
その声をしっかりと認識し、納得と動揺が襲ってくる前にまず視界に入ったのは自分の腹元に置かれた彼の手。するとその腹部から強烈な痛みを感じ、その後叩き付けられるような痛みが背中を襲った。
…あれ。脳がやっと理解した自分の瞳に映る風景。それは配信部屋の壁が1枚無くなったんじゃないかと思える程の大きな空間、その奥に見える彼。そして少し視線をずらした先に見えた顔を青くして此方を見る弦月。
「景くん…!!」
何か訴えようとしてくれて居るのは解る、だがそれよりも伝えなければいけない事実と、極力急がないと甲斐田が危ないという現状に、弦月に構っていられなかった。
「此奴神だってよ弦月!気を付けろよ?!なんなら逃げろ!」
コメント
1件
続きありがとうございます!頭痛大丈夫ですか…?無理しないでくださいね!!! 私的には先にHappyENDが見たいです( ・ㅂ・)و ̑̑ でも他の方の意見を尊重していただいてオッケーですので!!今回も面白かったです!