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元貴side
The White Loungeの終演も、The Black Loungeの終演を飾るのも、やっぱりフロリジナルだ。
あの黒い液体。あれはいつものように客を招き入れる準備をしている時、Loungeの中心に突然置かれていた。
誰に聞いても知らないと言う。そこで俺は試してみることにした。
着いていた紙には負の感情を洗い流します。とだけ書かれていた。
毎日1人ずつ来る客に少しずつ増やしながら飲ませた。
そしたら、量を間違えたように、客が1人、死んだんだ。
限界がある。そう気付かされた。全て飲むなんて命取りだと。
人生の終演はフロリジナル。そう決めていた。
流れるメロディに歌声を乗せる。
あぁ…眠い。お腹、、、すいた、、かも、?
もう分からない。
マイクを握る手をギュッと強める。
3人で乾杯し、あの液体を飲み干した。俺が今までこれほど飲んでも死ななかったのは、負の感情が枯渇しないからだろう。
もう…いいんだ。曲も終わりを告げている。
3人でドアまでゆっくりと歩いていく。
良し。これで終わったんだ。
もう…疲れたな、、、
涼ちゃんと若井の目から石が出始める。
「大丈夫…?」
h『うん。もう、、、痛くないよ、泣』
俺の目から流れる石の数は、2人と比べ物にならないほどだった。痛い。気持ちが悪い。
「あ””ああああ””」
苦しみながら石を出し続ける俺の手を、ふたりは強く握った。
「あのね、、もうちょっとやれるはずなの…」
h『ううん、もういいよ、いいんだ。もう。』
r『もう休もう、、?一緒に行くからさ、、』
俺たちは試されて、この場所を任せられていただけなんだ。あれが来た時からおかしくなったんだ。
震える手でドアに3人の手を重ねる。
その瞬間、膝から崩れ落ちた。
m「だ、、め、。」
閉めなきゃ。終わらせなきゃ。
もう…だめ、、
3人の繋がった手が少しずつ、冷たくなる。
ラウンジの真ん中には微かな呼吸音…もう、、、なくなりそうだ。
最期に見えたのは、窓の外からこちらを見つめる。1羽のカラスだった。
2人の動かない姿を確認してから俺も、ゆっくりと瞼を閉じた。
誰の呼吸音も無くなったラウンジに誰かの声が響いた。
??「最初からThe Black Loungeに近づくものは死期が近いものだけなんだよ。」
演奏が止まる。
チクタクと時計の音が鳴る。
バタンッ
これにて、The Black Lounge完結です!
どうも、ここをラウンジのオーナーに任せていたので、久しぶりですね。にこりんですよ
私も結局何を書いたか分からないものになりましたね。詳しくは教えることができないかもしれないけど、なんか質問あったら聞いてね…
感想、質問等待ってまーす!
それではまた!
2026.3.29
0:00
Nikorin
コメント
3件
完結おめでと🎉お祝いとして♡1000プレゼント!足りないかな…?笑 これは多分謎を残したままがいっちゃん面白いから謎を残す! 最高。楽しかったありがと💘