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深澤side
今日は新曲の振付を確認している
結構、激しいダンスのため皆、苦労している
照が振付をつかみ、メンバーに教えに行っている
そして、俺含めた8人は覚えることが出来た
だが、
康二「…ごめん、ちょっと出るわ、」
阿部「あっ、康二…そんな焦らなくてもいいのに…」
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康二がレッスン室から出て10分以上たった
流石に心配になり
深澤「…俺、康二の様子見てくるよ」
と、一言メンバーに伝えて部屋を出ていった
阿部ちゃんも、言っていた通り、今回は大分HARDなダンスだから
焦ることなくゆっくり修得していけばいいのに
…まぁ、とは言っても、皆が出来ていく中、自分だけ覚えられないのは辛いか、
深澤「とりあえず、トイレの方に行ってみるか」
と、考えていると人気のない廊下のベンチに康二が座っていた
深澤「…康二」
康二「…!ふっかさん、」
深澤「どうしたんだよ、康二らしくねえじゃん(笑)」
自分も、康二の隣に座った
康二「…俺だけやん…」
そう、一言呟いた
深澤「1回目なんだからそりゃ、難しいだろ。」
深澤「そんな焦ることねえよ」
康二「でもっ!」
深澤「本番までに覚えとけばいいんだから、少し休め」
深澤「最近お前、隈凄いぞ」
ただでさえ、多忙なスケジュールの中、
無理にでも睡眠時間を削ったりなんかしたらいつか倒れる
康二「え…?そうなん?」
深澤「誰も、お前のことなんか責めたりしないから」
気づけば康二を抱きしめていた
深澤「元気だせって」
康二「うっ…」グスッ
康二は俺の胸の中で泣きじゃくった
そんな、不器用で繊細な君が大好きだ
fin.