兄という生き物は

合コン当日。

降谷｢誘った本人が遅刻とはな…ﾊｧ…｣

諸伏｢まぁまぁ…(苦笑)どうせ今日は萩の奢りなんだから良いんじゃないか…？｣

松田｢右馬もまだみてぇだしな｣

｢えー！！碧棺君まだなの〜？？｣

｢早くお話したいのに〜！！｣

伊達｢そろそろ来るんじゃねぇか？｣

萩原｢悪い悪い！遅れちまって…｣

｢あーー！！萩原くんも碧棺くんも遅いよ〜！！｣

｢碧棺くんやっぱりカッコイイ…！！｣

『………｡』

萩原｢いやー、来る途中の長ぇ階段でおばあちゃんが立ち往生してて、おぶって階段上がったらさっき神社でひいた大吉のおみくじ落としたなんて言うからよぉ〜｣

萩原｢その途中で右馬ちゃんに会って手伝って貰ってたんだ〜｣

『ﾁｯ……』

((絶対嘘だろ…))

｢きゃぁ〜！！！素敵〜！！！｣

｢2人ともやっさしぃ〜！！｣

｢｢｢｢え？？｣｣｣｣

萩原｢それにしても右馬ちゃんがバイクで来てなかったらもっと遅れてたよ〜｣

萩原｢2ケツして来た♡｣

降谷｢…処すか…((ﾎﾞｿｯ｣

諸伏｢ゼロ、抑えて…(ﾎﾞｿｯ)｣

｢ねぇねぇ！碧棺くんってなにか好きな食べ物とかあるのぉ？？｣

『……別にねェよ』

｢そっかぁ……あ！！じゃあ今度一緒にご飯食べに行かない？？わたし碧棺君のこと余り知らないからもっと知りたいなって思って…｣

｢抜け駆け禁止〜！！！私も気になる〜！！｣

｢そういうアンタも抜け駆け！！！｣

萩原｢ヒュ〜！右馬ちゃんモッテモテ〜！｣

降谷｢右馬は必要最低限人と関わらないしな、皆気になってるんじゃないか？？｣

諸伏｢確かに、右馬は俺たちと会った時からあんな感じだったしな〜笑｣

伊達｢小さい頃からって、結構浮くんじゃねぇか？？？｣

 

諸伏｢確かに浮いてたよ、違う意味で｣

降谷｢右馬はよく傷を作ってたからな｣

諸伏｢それはゼロもだろ｣

降谷｢それに、アイツは顔がかなり整ってるからな、小さい頃からかなり人気があったよ｣

松田｢へー、イケメンは小さい頃からイケメンなんですねェ｣

萩原｢ほらほらー、そろそろ右馬ちゃん解放してあげないと右馬ちゃん何も食べれないよ〜？｣

｢あ！そうだった…ごめんね右馬くん！｣

｢余りお話できる機会が無いからつい、ごめんね！！｣

｢でも抜け駆けは禁止よ！！！｣

『……ﾊｧ…』

萩原｢モテモテだねぇ〜右馬ちゃん｣

『ﾁｯ…うぜェ…』 

萩原｢ほらほら、そんなこと言わないの！｣

『あ”ぁ”？？？』

萩原｢その声どっから出てんの？？←｣

松田｢萩、アイツそろそろ右馬に嫌われんじゃねぇかアレ…www｣

諸伏｢右馬は基本話しかけられたら話聞くっていうのがスタンダードだからな〜嫌われはしないけど殆ど話さなくなるんじゃないかな？｣

降谷｢そのまま嫌われてしまえばいい←｣

 

伊達｢お前ら…(呆)｣

萩原｢え”！？俺嫌われちゃう？？！｣

『ﾁｯ……うるせぇ……』

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因みに右馬はお酒ではなく

お茶を飲んでいました。

バイクで来てるから…()

ついでに言うとこのバイクは後々

いい方に活躍致します。

ふへへへ←