テラーノベル
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。新入社員 。
。社内恋愛は禁止となっております 。
???「大森元貴…いい名前、」
―――
大森元貴(28)
新しくこの会社に入った。
優しい人は多そうで、
…でも、1人だけ僕にわがままを言ったりするんだ。
今日も出勤する。
その人が居るけど、他の人は守ってくれるはず
会社に着いたら、自分のデスクに移動。
しかも隣の人、僕の苦手な人。
社員A「大森君~!!これやっといて?呼ばれてるから!
よろしく~!」
まただよ…何回目、?
大森「まだ入って3日目ですよ。こんなに頼んでくるの、
可笑しいですよね、」
社員A「え~、大森君しか居ないんだけどな~?」
そのさ。声でかいんだけど、
社内中に響かせるのほんとやめて欲しい。
ほら…みんなこっち見てるじゃん。
大森「分かりましたよ…、もうやらせないでください。」
社員A「本当!?ありがとうね~!!」
自己紹介のプレゼンとかさ…
まだいろんなプレゼン残ってんのに…
もう今日はこれやんなくていいや。
Aさんのデスクにその紙束を置いて、
自分の仕事に集中した。
Aさんが怒らればいい。
社員B「大森君…気にしなくていいからね、」
ほら。やっぱり味方がいた。
大森「…ありがとうございます、」
―――
次の日、会社に着くと、
僕のデスクの上は散らかっていた。
大森「いじめ、?」
と、思ったが…
思いつくのはあの人しかいない。
デスクの上に付箋があった。
それを見ると、こう書いていた。
「今日、みんなが帰ったあとも残っといてくれる?」
僕はその付箋をクシャクシャにして
ゴミ箱に捨てて、デスクの上を片付けた。
社員B「大丈夫?」
やっぱりこの方、優しい…
大森「もちろんですよ、大丈夫です」
―――
みんなが帰ったあと、
僕は言われた通り、残る事にした。
仕事中は、ほぼというか、全然Aさんと喋らなかった。
Aさんが入ってきて、僕の方に来た。
社員A「なんでやらなかったの?」
大森「別にいいじゃないですか、僕は、別の仕事があるんです。」
社員A「もう期限切れのやつあるんだけど?」
大森「良かったですね。」
ぱちんっ!!
は…?僕、今ビンタされた、?
大森「…辞めてくださいよ、」
社員A「人の不幸で良かったですはおかしいだろ!!」
大森「僕に頼んだのが可笑しかったんじゃないですか?」
社員A「これ全部やっといて?じゃあね。」
鍵を閉められ、
部屋に独り閉じ込められてしまった。
大森「Aさん…っ!!」
どれだけドアを叩いても、
反応はない。
暇だから、やってやるか。と思って、
デスクに座った
そこから3時間。
ずっとパソコンをいじったり、
書いたり。手首も目も疲れてきたところで、
体がだるく、眠くなってきてしまった。
でも、眠気には逆らえなかった。
そのまま寝てしまった。
―――
???「大森君…!!」
大森「は、ぃ…」
目を開けると、Aさんではない
誰かが僕の顔を覗き込んでいた。
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// ち ょ っ と そ の 社 員 ボ コ し て く る わ ((