注意 自傷&事故あり
気づいたら保健室にいて
お姉ちゃんが迎えに来ていた
姉: 碧音、どんだけ人様に迷惑かけたら気が済むの?
碧音: ごめんなさい
姉: ん〜もう!琴のことで忙しいのに
碧音: ごめんなさい、ごめんなさい
弟: 姉さん!琴が倒れた!
姉: えっ!碧音、家事やっといて
碧音: はい…
僕だって倒れてたのに
どうせ仮病でしょって言われる
お母さんたちは僕を愛してくれた
褒めてくれた
でもいなくなった途端
お姉ちゃんは琴のことばっかり
話すら 聞いてくれない
お兄ちゃんは最近顔を合わせていない
お母さんたちが死んでから
ずーっと部屋に引きこもっている
弟も僕を見てくれない
いじめられてる時だって誰も気づいてはくれなかった
碧音: もう 嫌だぁ〜w
頭がおかしくなってしまった
みんなは辛い時自殺とか自傷とかするんだろうけど
弱虫の僕にはそんなことできなかった
何日も苦しさが続いて
僕は壊れた
お姉ちゃんも弟も琴の看病で忙しそうだったから
今なら家から出れると思った
カッターで何度も腕を切りつけてから外に出た
横断歩道を渡ろうとすると
夜道でもわかる白髪のあの子が歩いていた
すごいエンジン音がして見てみると
トラックが猛スピードでこっちに近づいて来ていた
女の子は気づかずゆっくりと横断歩道を渡っていた
気づいたら足が勝手に動いて
背中を思いっきり押していた
ほんとに恋愛要素消えた
何この暗すぎる話…
まぁ良いのか、?
今回はここまでにします
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