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「んぁっ……」
大きな亀頭が粘膜を引き伸ばして侵入し、私はビクッとして体を緊張させる。
「大丈夫、ゆっくり息を吐いて」
涼さんはそう言って人差し指を立て、「ふー……」と息を吐く。
私もそれと同時にゆっくり息を吐き、余計な体の力が抜けたところで、涼さんがさらに腰を進める。
「んー……」
最奥をぐぅっと亀頭で押し上げられた時、私は両手で顔を覆ってプルプルと震えてしまった。
「はぁ……っ、はぁ……っ」
お腹いっぱいに屹立を頬張った私は、若干の苦しさを感じて、指の間から助けを求めるように涼さんを見る。
「～～～～っ、その上目遣い、反則……っ」
涼さんは堪らないというように言ったあと、私に覆い被さってキスをしてくる。
「ん、……んぅ……」
ちゅっちゅっと唇をついばまれたあと、ねっとりと口内に舌が侵入し、それを受け入れるのに精一杯だ。
やがてお腹の中で屹立が馴染んだ頃、涼さんは「もういいかな……」と呟き、少しずつ腰を動かし始めた。
クチュックチュッと水音が立ち、ぬかるんだ場所を太くて硬いモノで掻き混ぜられ、突き上げられる。
「あ……っ、あぁ……っ」
子宮口付近をトントンと突き上げられると気持ち良く、私はジタバタと脚をバタつかせる。
「駄目……っ、あっ、あっ……」
「駄目なの？ これは？」
涼さんはとろりと目を細め、親指に愛蜜を纏わせてヌルヌルと淫玉を撫でてきた。
「っひぅうっ！」
瞬間、凄まじい喜悦が全身を駆け抜け、私は思いきり彼の肉棒を食い締めて顔を仰のけた。
「あぁ……、可愛い。もっといじめてあげようね」
涼さんは嬉しそうに笑い、さらに淫玉を撫でながら突き上げてくる。
「ん……っ、ぅ、あっ、あぁっ……」
――駄目……っ、達く……っ！
我慢できなくなった私は全身をプルプルと震わせ、脚をピンと伸ばして一際大きな快楽の波にさらわれる。
「ぁー……、締まる……」
涼さんは陶酔した声を漏らし、さらにズグズグと細やかに私を突き上げてくる。
――気持ちいい……っ！
私は涙を零し、必死に彼の手首を掴む。
ピンと勃起した肉芽が撫でられるたび、信じられないほどの悦楽が私を包み込む。
「もうちょっと待ってね」
涼さんはそう言ってズコズコと屹立を抜き差しし、片手で乳房を揉み、乳首を摘まんでくる。
「ひあぁっ、あーっ！」
何をされても気持ち良くて堪らない私は、声を上げて悶え抜いた。
何度も頭の中を真っ白にさせ、思いきり体に力を込めては脱力させる。
「もう駄目……っ、駄目……っ」
息も絶え絶えになって涼さんにしがみつくと、彼は私を抱き起こし、脚を開いて正座した。
そして私の腰を片手で支えると、もう片方の手を後ろについて体を支え、ズコズコと突き上げてくる。
「んあぁあああぁっ、あぁあああぁっ！」
脳天まで突き上げるような快楽に揉まれ、さらに執拗に肉芽を撫でられ続けた私は、プシュッと愛潮を漏らして立て続けに絶頂してしまう。
「……っ、かわい……っ」
涼さんは涙と涎でグチャグチャになった私の顔を見て笑うと、最後にギュッと抱き締めてキスをし、吐精した。
「ん……っ、――――ぅ、うぅ……っ」
――もう駄目……。
ぐったりとした私は涼さんに身を任せたまま、被膜越しに彼が吐精しているのを感じる。
涼さんは繋がったまま私をベッドの上に横たえ、チュッチュッとキスをする。
「可愛いね。気持ち良かったね。沢山感じられて偉いね」
褒められた私はホワホワとした気持ちに包まれたまま、もう何も返事ができず、目を閉じて意識を失ってしまった。
＊＊
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