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はるん
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wki 遊び人設定⚠キャラ崩壊
wki side
俺にはたくさんのセフレがいる。
数えたことはないけど、 10人くらいはいるはず。
でも、キスフレンドは1人しかいない。
それは元貴。
なにがきっかけで知り合ったのかも覚えていないほど、ずっと前からのキスフレンド。
なんだか、元貴とはヤる気にはどうしてもなれない。男だから、なのだろうか。
「 あ〜 … 暇 。 」
適当にスマホをつけてメッセージアプリを開く。
少し下にスクロールすると、白いポメラニアンがアイコンの「元貴」というアカウントが出てくる。最後にメッセージをしたのは3日前。
) 元貴 会いたい
メッセージを送信すると、1分も経たずに既読が着く。
( いいよ、どこで?
)元貴のアパートの階段とこの下
( わかった 、まってるね
元貴に会いたいと言って断られたことはないし、元貴から誘ってきたときは、予定があってもドタキャンして元貴に会いにいく。
なんでかは分からない。でも、元貴がいい。
若井の家から元貴の家までは、だいたい徒歩20分ほどで着く。自転車や車を運転する気にもなれなかったため、音楽を聴きながら元貴の家に向かう。
家に着くと、約束通り階段の下の影になったスペースに元貴が立っているのが見えた。
「 元貴 、お待たせ 」
「 あ 、久しぶり 。 」
「 言うて 1週間ぶりくらいだけど 、 」
「 そうだっけ 」
少しだけ首を傾げながら話す元貴が可愛くて、無意識に頬が緩む。少し沈黙が続くと、気まずそうに目を逸らす元貴がまた愛らしくて。
「 ねえ 、若井 … ちゅーしないの 、 」
「 したい ? 」
「 … うん っ 。 」
素直に頷く元貴の頭を、優しく髪を梳かすように撫でると、気持ちよさそうに目を細めて頭を擦り付けてくる。
撫でていた手を後頭部に滑らせて、元貴の身長に合わせて、少し膝を折ってから唇を重ねる。
他のセフレとの前戯でするキスとはやっぱり違う、この柔らかさと温かさが好きで。
「 ん っ … 」
キスをしながら甘い声を漏らす元貴の腰をそっと撫でて、舌先で唇を舐める。
すると小さく口が開いて、そこにするりと舌を滑り込ませる。
「 んぅ 、ん … くるひい 、っ … 」
「 ぷはっ 、 」
一度口を離したあと、息を整える暇も与えずにまだ唇を奪う。ちゅるっと下唇を吸うように食むと、また元貴から甘い吐息が漏れる。
「 んぅ … わかい … っ 」
名前を呼ばれながら肩を少し強く叩かれ、ようやく口を離した。はあはあと肩で息をする元貴の背中をやさしく摩って、口の周りでてらてらと光る唾液を親指でそっと拭う。
「 … なんか 、このまま解散じゃあれだし
カフェとか 、行く ? 」
「 … 行きたい っ 」
「 じゃあ行こっか 。 」
カフェなんて行くのはいつぶりだろうか。
肩が触れそうで触れない距離を歩いていると、ちょんちょんと元貴の手がわざとらしく手に触れてくる。
「 … なに ? 」
「 ん … 手 、繋ぎたい … 」
頬を赤らめてそういう元貴を見て、ぎゅっと手を握った。指まで絡めて。
「 … へへ 、なんか照れる … 」
「 元貴が 繋ぎたいって 言ったんでしょ 笑 」
「 そうだけどさ … 」
繋いだ手をゆらゆらと揺らしながら、ゆったりとカフェに向かって歩いていく。
カフェに着くと、お店に入る前に呆気なく手がするりと解かれた。さっきまでぎゅうぎゅうと握っていた手が呆気なく。
『 いらっしゃいませ ! 何名様でしょうか ? 』
「 2名です 。 」
『 承知いたしました 。
お席 ご案内いたしますね 。 』
二人でのこのこと店員さんの後ろを着いていき、4人がけのテーブルに通される。向かい合って座ればいいものを、なぜか隣に座って机の下でまた手を繋ぐ。
「 元貴 何頼む ? 」
「 んー … キャラメルアイスと 、カフェモカ 」
「 いいねそれ 。じゃあ …
俺は チーズケーキと ブラックかな 、 」
本当はキャラメルアイスが食べたかったけど、同じのを頼むと「1口ちょうだい」ができないから、敢えて別のものを頼む。
「 ブラックコーヒー 飲めるの ? 」
「 うん 、飲める 。 」
「 何が美味しいのあれ 。 」
「 美味しくないけど …
飲めたらかっこいいじゃん ? 」
「 そういう理由 ? 笑 」
スマホで注文をして、繋いだ元貴の手の甲を親指で撫でながら、だらだらと喋る。元貴の手の温もりが、誰と手を繋ぐ時よりもずっと落ち着く。
「 … 元貴さ 、彼女とか できないの ? 」
「 んー … そもそも 出会いがないから 」
「 マチアプとかは ? 」
「 なんか嫌じゃん 。 」
「 … 好きな人とかいないの ? 」
学生みたいな質問を元貴に投げかける。少し驚いたような顔をして、うーんと唸る。
「 … まあ 、いるけど … うーんって感じ 、 」
「 え 、いんの ? 」
心臓がどくんと跳ねた。腹の底からふつふつと湧き上がる謎の感情。
「 え 、誰 。 」
「 言わないって 」
「 俺の知ってる人 ? 」
「 … んー 、まあ 。 」
「 えぇ 、だれ … 」
俺の知っている人。バイト先の同期か?それとも友達?セフレ?
聞きたいことが山ほどあるはずなのに内容が出てこない。聞きたいけど聞きたくない。だって、
“だって嫉妬してしまうから”
あぁ、分かった。自分は元貴のことが。
「 … ねえ 、元貴 、あのさ 」
声をかけたところで、注文していたものが届いた。
「 あ 、ありがとうございます っ 」
若井は小さくお辞儀だけして、まだ心の奥でモヤモヤとしている煙のような感情を、まだ消化しきれていない。その事で頭がいっぱいで、チーズケーキを食べる気にもなれない。
「 あの 、元貴 。 」
「 あ 、ごめん 。… なに ? 」
「 … そのさ 、俺 … 」
言っていいのか、これ。言ったら全部崩れないか。
もし「好き」が伝えられたとして。
それに対しての答えがNoだった場合、会いたい時にあってキスをして、手を繋いでだらだらとできるこの時間はきっともう無くなる。
「 俺 、元貴のことさ … 好き 、かもしんない 」
照れを誤魔化して、勢いで「かもしんない」とか言ってしまった。好きの気持ちは確実で、ずっと一緒に居て守りたいという気持ちも確実なのに。
「 … ほんとに ? 」
「 本当 。 」
「 … 僕も … 僕もすき … 」
「 … え 、? 」
「僕も好き」の言葉が鼓膜に響いて、脳に伝わった瞬間、ぶわっと顔が熱くなる。
「 あ 、ちょっと待って … やば 、
じゃあ 元貴の好きな人って 、俺 … ? 」
「 うん … でも 、 色んな人と シてる若井と …
付き合うのは 、やだ 。 」
「 わかった 、消す 。連絡先も全部消すから 、
… 俺と 、付き合って 」
数日後
「 若井 ー … おはよお … 」
ふわふわの黒髪が寝癖であちこちに跳ねている。寝ぼけて目を擦りながらこちらに歩いてくる元貴が愛おしくて、口角が上がる。
「 かわいい 、寝癖 。 」
「 んー … 」
寝起きのくせにまあまあ強めの力で抱きついてきて、すりすりと首元に顔を擦り付けてくる。
「 くすぐったいって 笑
ほら 、寝癖直すから 洗面所 いこ 。 」
「 はあい … 」
相変わらず素直な元貴のえくぼにちゅっとキスを落とす。するとふにゃふにゃと笑顔になる元貴が堪らなく可愛くて、結局洗面所には行かずにソファでいちゃつき始めた。
HAPPYEND‼️‼️‼️‼️
これの続きというかおまけというか
ただイチャイチャしてるだけのmtpを書きたい
コメント
1件
うわ、第4話でついに若井が自分の気持ちに気づくシーン、胸が熱くなりました。「好きかもしんない」って照れ隠しで言っちゃうところとか、本当に若井らしいなって。元貴が「色んな人とシてる若井とは付き合うのはやだ」ってちゃんと線引きするのも、この関係の誠実さを感じて好きです。続きのイチャイチャもめちゃくちゃ尊い…! この二人の空気感、ずっと見ていたいです。HAPPYENDおめでとうございます!