羽の付け根をつーっとなぞられたり,撫でられる。
taehyung『っ,,,,んぁ,,,,,』
無意識のうちに変な声が出たが,
手が動かないため抑えることが出来ず,僕の声じゃないような声が溢れる。
jungkook『ぁ゙~,,,犯したい,,,』
taehyung『っ,,,,』
jimin『ちょ,,,お前,,,ハァ,,,,,』
jungkook『,,,冗談だよㅋㅋ』
jungkook『ジミニヒョン拘束解いてあげて』
jimin『ん』
ジミンという悪魔の返事と同時に,体が自由に動くようになった。
前傾姿勢で固まっていたため,
よろけて膝から崩れ落ちる。
jungkook『逃げられないって身をもって分かったでしょ?ㅋ』
jungkook『俺と暮らすのも案外悪くないと思うけどな~,,,』
taehyung『,,,はぁ?』
するとジョングクっていう悪魔が座り込んでいる僕に手を差し伸ばした。
が,悪魔の手を振り払い,睨みつける。
jungkook『ハァ,,,,,ㅋㅋ』
jungkook『その反抗的な目も好きだけどさ~,,,,,』
taehyung『え,』
次の瞬間僕の意識は途絶えた。
気づけば,僕はベッドに横たわっていた。
辺りは気が狂いそうな程,真っ白で統一された部屋。
いつの間にか,白い服に着替えさせられている。
“ガチャ,,,,”
taehyung『っ,,,,』
jimin『あ,もう起きたの?』
と言いながらドアを閉め,
歩み寄ってくる悪魔。
taehyung『近寄んな,,,,!!』
近くにあったクッションをいくつか悪魔に向かって投げつける。
jimin『いった~ㅋㅋ』
必死で抵抗しても近づいてくる悪魔。
そりゃ,クッションなんて攻撃力ゼロだからね,,,,,
jimin『大人しくしててよ~ㅋ』
jimin『また身動きとれなくさせてやろうか?ㅋ』
すると,一瞬悪魔の目の光が消えた。
体が怖気付き,身震いする。
taehyung『っ,,,,』
jimin『ははっㅋㅋ冗談冗談。様子見に来ただけだから安心しな』
と,悪魔はベッドの横にある椅子に腰かけた。
jimin『色んなとこ触るけど,暴れないでよ?』
今すぐにでも暴れたいが,
体の自由を奪われるのは嫌だから大人しく悪魔の言うことを聞くことにした。
jimin『痛いところは?』
taehyung『,,,ない』
jimin『そっか~』
jimin『,,,,ってか君,綺麗な顔してるよね~,,,』
jimin『男でも君なら抱けるわ,,,』
ボソッと呟く悪魔。
しっかり聞こえてるんだよな~,,,,
jimin『うん,,,肌もすべすべしてるし,』
と,頬を手のひらですりすりと触ってくる悪魔。
これも健康確認の一環なのか?
jimin『羽の付け根が性感帯ってホントなんだね~,,,,』
この異様な状況に“?”を浮かべていると
“ガチャ,,!”
jimin『っ,,,,』
“ねぇねぇ”
“過度な接触は禁止って言ってたよね?”
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