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好きだけじゃダメなんだ!

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好きだけじゃダメなんだ!

1 - 全ての始まり -初の日本へ-

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2024年02月04日

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「…なさい」

「‥起きなさい」

「こら、敦美起きなさいって!飛行機間に合わないわよ!?」

「うふぁー…あぁママ、ちゃんとお菓子食べれた?」

「何寝ぼけてるのよ、さぁ速く顔洗ってきなさい」

その一言で目が覚め、すぐさま顔を洗いに行った。


私は前田敦美(マエダアツミ): L.A.国際学校でダンスをやっている、今年高校3年生。

今日は6月に日本でファッションショーにゲストとして出る為、日本に向かう。因みに私自身ファッションモデルデビューとなる。まぁ…ゲストだけども(笑)

私は生まれも育ちもここL.A.。かと言って両親が日本人なので、両親から日本語も教えられ、ペラペラで漢字も書ける。国籍はUSAになる。

今回日本には初めて行く。ここから2時間先のロス空港に行き、そこから10時間のフライトを得て、日本に到着となる。

前から行きたい所だったし、日本に姉が居るので心から楽しみにしていた。

「さ、速く着替えて!」


前田奈緒美(マエダナオミ):

私のママでファッションデザイナー。私の憧れでもある自慢のママ

「大事な日に寝坊するなよ?」

前田直文(マエダナオフミ):

私のパパ。同じくファッションデザイナー。この2人をアメリカでは知らない人は居ない。因みに後に話す事なんだけど、2人は会社の設立者。パパは社長でママが副社長。


「わかってるし。あれ?みかんは?」

「まだ寝てんだろ?」

私には5歳下の妹がいる。朝が弱いのだ。 朝の支度をしていると

「おはよう…」

かれこれ一時間後、目をかきながら、起きてきた。


前田美柑(マエダミカン): この子が私の妹。 春休み期間だけ一緒に日本に行くらしい。今年中学2年生。

「もう遅いよ。後1時間もしないうちに出発だからね」

ママが美柑に対して朝ご飯を準備しながら言う。

「わかってるよ~」

美柑はまだ目が覚めてなく、不貞腐れな感じで顔を洗いに行く。

「なんで美柑も行くの?」

そもそも私は、何故美柑も行くのか聞いていなかった。

「春ねぇに会いたいんだって」

「そっかぁ。”春ねぇ”が家を出た時はまだ小学生だったもんね」


春ねぇ: 私達はお姉ちゃんの事をこう呼ぶ。


実は私達は三姉妹で、私は次女でみかんは三女。

「うん。だからこそ会いたいのよ」


-出発10分前-

「よしみんな準備できた?パスポートは?」

忘れ物の確認をする。

「子どもじゃないんだから大丈夫だよ」

「そうだよママ、私もう中学生だよ?」

「そうね。ママが悪かったわ」

二人してママに自信持って言ったが、

「敦美、大事なスマホ忘れてるぞ!」

リビングからパパが私のスマホを持って玄関に駆け付けた。

「あごめん。ありがとうパパ」

「姉の方はまだ手がいるみたいね。さ、行くわよ」

ママは呆れた様子で言った。

「行ってきまーす」

「気を付けて行けよ」


-10:00-

そう言って家を出て、ママのマネージャーでもある林崎梨子さんの車で家を出た


to be continued…

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