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昨日、寮の部屋に着いたのは午後11時40分。
本日の集合が午前3時30分。
何か色々問題は無いのだろうかと思う。
それでも先生引率だと通ってしまうのが学校というものだ。
先生は、あの小さな外車では無く、国産の長い7人乗りの車で現れた。
厳密には先生ともう1人だ。
2人とも車から降りてきて挨拶する。
「うちの同居人で、昨日食べたマゴチを提供してくれた人よ」
「どうも柾です」
短い髪のボーイッシュな感じの、でも多分女の人だ。
「初めまして、そしてお久しぶり」
ん?何か変だと思って横を見る。
「ひょっとして、裕夏お姉さん?」
これは美洋さんだ。
そして未亜さんは無言。
知らないという感じでは無い。
未亜さん、何か睨みつけているような感じ。
明らかに何かあるような気がする。
「そう呼ばれるのは久しぶりだ。美洋も未亜も大きくなったな」
やはり知り合いか。
でも2人の態度が違いすぎる。
美洋さんは素直に懐かしいという感じ。
未亜さんは……何かありそうな感じとしか言い様が無い。
美洋さんの手前、黙っているという感じだけれども。
「さあ、話は後。乗った乗った。朝市なんて早い者勝ちだ。遅ければその分、獲物が無くなる」
そんな訳で車に乗車。
身体の大きさの関係で、先に3列目。
未亜さんと彩香さん、そしてクーラーボックスを入れて。
そして2列目が、川俣先輩、僕、美洋さんだ。
ふっと気を抜いたせいで真ん中になってしまった。
いつもの車より狭いので、両側くっついている状態。
これはなかなか……。
触れあっている部分が柔らかくて、心なしか熱く感じるのは気のせいか。
2人は全く気にしていないようだけれども。
「裕夏お姉さんは、今はどうしているんですか」
「もう裕夏でいいよ。あるいは柾で。今は普通に会社員。家は先生と同居中だ」
この人と美洋さん、未亜さんの関係も気になるし。
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