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レオンとフィンの言い合いに、ヴァレナが割って入り――フィンは、逃げるように異空間へ去った。
フィンがいなくなり、気まずい空気が流れる。
「ったく……なんなんだよ、あいつ。最初のガキの姿が実年齢なんじゃないのか」
苛立ったレオンの声が、その空気を切り裂く。
そんなレオンに、ヴァレナの胸が痛む。
「あの子のこと……悪く言わないで」
「……」
「あの子がいてくれたから……私は今、ここまで来られたの」
言葉が崩れていることで、今のヴァレナの精神状態をなんとなく汲み取ったのか、レオンは申し訳なさそうに表情を曇らせた。
「……あいつが言ってたこと……俺が、ヴァレナにあんなことを言ったってのは、本当なのか?」
否定しても仕方が************
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