ｻﾞｰｻﾞｰ

霊夢「雨降ってきたわ…最悪。

傘持ってきてない…」

早苗の傘に入れてもらおうかしら

霊夢「早苗〜傘忘れちゃって途中まで入れてくれない？」

早苗「ごめん！

今日補習…」

霊夢「あー…そっか

ごめんね〜」

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霊夢「何でよりによってみんな部活や補習

があるのかしら…」

霊夢「しょうがない…走って帰ろ…」

ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

霊夢「制服濡れる…

寒い〜！！」

ﾂﾙｯ

霊夢「わっ！？」

やばい

転ぶ…！！

ｷﾞｭｯ（目を瞑る）

霊夢「ん…？

痛くない…」

霊夢「え、魔理沙！？」

魔理沙「霊夢、走ると危ないぞ〜」

霊夢「ごめんなさいね…」

魔理沙「…雨、酷くなるみたいだし

家来るか？」

霊夢「えぇっ…申し訳ないわ！」

魔理沙「じゃ、言い方変えるな

家、来てくれないか？」

霊夢「えぇ…///

いいけど…迷惑じゃない？」

魔理沙「大丈夫だぜ！」

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ｶﾞﾁｬ

魔理沙「ただいま〜」

魔理沙母「おかえり〜

今日のお菓子はケーキよ〜」

魔理沙母「霊夢ちゃん！

来てくれたの！？

嬉しいわ〜

霊夢ちゃんの分のケーキも確かあるわ！」

霊夢「ありがとうございます」

魔理沙「お風呂沸いてる？」

魔理沙母「えぇ、沸いてるわよ」

魔理沙「霊夢、行ってらっしゃい」

霊夢「いいの？」

魔理沙「あぁ！」

霊夢「ありがと」

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魔理沙と魔理沙のお母さん優しいな

急に来たのにケーキとお風呂を用意してくれて

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霊夢「あがったわ」

魔理沙「マ⚪︎カーしようぜ！」

霊夢「勝負ね！乗ったわ！」

魔理沙「負けた方が勝った方の言うことを何でも聞く！」

霊夢「絶対勝つわ…！」

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霊夢「負けた…」

魔理沙「じゃあ言うこと聞いてもらうぜ〜」

霊夢「ｺﾞｸﾘ…」

魔理沙「霊夢のケーキちょうだい！」

霊夢「食べかけだけどいいの？」

魔理沙「あぁ！」

霊夢「そ、そう…///」

間接キス…///

魔理沙「///

じゃあ、いただきまーす」

霊夢「…心臓に悪いわ…///ﾎﾞｿｯ」

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霊夢「もう5時…そろそろ帰るわ」

魔理沙「そうか！

部活が無い時はまた遊ぼうな！」

霊夢「そうね」

ｶﾞﾁｬ

霊夢「あ…虹…！」

魔理沙「おー！綺麗だな！！」

霊夢「アンタの方が綺麗よ…ﾎﾞｿｯ」

魔理沙「何か言ったか？」

霊夢「いえ、何も」

魔理沙「じゃあ、また明日な！」

霊夢「えぇ、また明日」

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ｶﾞﾁｬﾝ

魔理沙「聞こえてるって…///」

アンタの方が綺麗よ、か…

人生で初めて見た虹

1番大事な人と見た虹

そして

絶対に忘れられない虹

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