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1/10の妖怪の紹介、完了しましたね。10体紹介し終わったので、今回は今まで紹介した10体の妖怪の総集編をします。
・座敷童子
主に岩手県(東北地方)を中心に伝えられており、一部では神などと言われ、家の人に悪戯をする、または自分を見た人を幸運にしてくれるなどと言った伝承があります。
・ダイダラボッチ
ダイダラボッチとは、山よりも大きい巨人のことで、伝えられているものは巨大なものばかり。更には山や湖などの地形を作ったとも言われています。
・天狗
天狗は主に山に棲んでいる妖怪とされ、知識が高かったり、力も強かったなどと言われています。他には神通力と言って超能力を操れるなど、ほぼ万能な妖怪の1体です。
・山彦
山彦は日本各地で起きます。そして山彦はおそらく皆さんも知っていると思いますが、山彦は山などで大きな声を出すとその言葉が返ってくる現象です。叫んだ言葉を真似して返すだけじゃなく、違う言葉を返したり、山彦から声をかけてきたりすることもあります。
・鬼
鬼は恐怖の象徴とも言われ、昔は人々に恐れられていたとされています。古くから災害や疫病をもたらす存在となり、更には棍棒を持っている姿で想像されることが多いでしょう。パワーもあるため、人間の力では到底及びません。
・見越し入道
見上げるほど大きくなるとも言われています。通り道に現れる、お坊さん姿の妖怪となっています。初めは小さいが、見れば見るほど大きくなり、建物より大きくなることもあります。もし遭遇した場合は足元に目線を下げるか、「見越し入道、見越した」と唱え、生き残りましょう。
・輪入道
輪入道は見ただけでもひどいことが起きてしますことで有名です。見た目は炎に包まれた牛車の車輪の中央に怒っているような評定をした妖怪で、見た人を気絶させたり、魂を抜いたりしてくるので危険です。
・赤鱏の魚
この妖怪は江戸時代、海で暴風に巻き込まれた船乗りが見知らぬ島に漂着したと有名です。その体はとても大きく、島と間違われるほど巨大です。この妖怪は全長が10kmにもなり、時々体に付着した砂を落とすため海面に浮上するとも言われています。
・海坊主
海坊主は海の大妖怪です。全長は数10kmにもなります。日本各地にいろいろな話が伝わっていて、船を沈めたり、船主を攫ったりしてしまうらしいです。
・七人ミサキ
死をもたらす7人組とも言われ、主に四国地方で有名です。武士や巡礼者、山伏などが殺され、その霊が怨霊化したものです。主に水辺や山道に現れます。身長は普通の人間くらいです。出会うともうほぼほぼおしまいなので気をつけましょう。