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~7月10日~
ユキミ『ん〜….鏡ってそもそも歪む?』
月愛「新しいのに変えた方が良いんじゃないですか?」
ユキミ『そうだね!…あっ…消毒っと…』
~~~ ~~~
月愛「ありがとうございました」
ユキミ『いいえ〜..こちらこそ…案をくれてありがと』
月愛「いえいえ…じゃ..」
私は何か不気味に感じた
絶対に何かがいると思ったからだ
もしかしたらカイの仕業?
それとも…悪魔…とか?
けれど私はそういうオカルト系は
信じないタイプの人間だった
ユキミ『鏡….やっぱり歪んでるな…』
私はそっと鏡を触った
すると…
鏡〈ユキミ…“貴方は異能力を使い、使命を果たしなさい”〉
突然知らない声が鏡から聞こえた
この声はカイの声では無かった
少し野太く、けれど男の人の声では無かった
ユキミ『つ….疲れてるんだ….きっとそうだ..』
ユキミ(で…でも…異能力?私にあるの?)
自分に異能力があるのかと
思いながら、椅子の前で立っていた
そうすると妖怪のような物が
私の周りを囲っていた
ユキミ『ヒッ….だ…誰なの!』
妖怪みたいな奴「私達は貴方の異能力」
妖怪2「之から私達はきっと貴方の役に立つ」
妖怪3「この汚れた白紙の世界できっと…」
次回予告
鏡の歪み方
人類と同じ形をしている
その中で自分は何者か
何時かの自分を頼りにして…
次回 #11人の形をした悪魔