付いて来る

その日の夜。

久しぶりに目黒の家にやって来た。

玄関を入るとすぐに阿部が目黒に抱きついてくる。

何度もキスしてもらった。

ソファでコーヒーを飲む。

阿部ー今回は疲れた。

目黒ーよく頑張ったね。

阿部ー皆んなのおかげ。

目黒ーこの家にもやっと来れるようになったね。

阿部ー会いたかった。

目黒ー仕事で会ってたじゃない。

阿部ー2人きりで会いたかったの。

目黒ーいいことしたくて？

阿部ーバカ。

目黒ーしたんでしょ？

阿部ー・・。

目黒ー1人遊び。

阿部ー・・知らない！

目黒ー見せて？

阿部ーバカバカ。

目黒ーいいじゃない。

阿部ー恥ずかしいから無理。

目黒ーもっと部屋暗くするから。

阿部ーいや！

目黒ーじゃあ、愛してあげない。

阿部ー・・。

目黒ー見せてくれる？

阿部ーだめ、恥ずかしい。

目黒ーじゃあ、コーヒー飲んだら送っていくよ。

阿部ー意地悪！

阿部は目黒を睨むが笑ってる。

この家の玄関に入った時から、阿部は恥ずかしい期待で身体が熱かった。今も熱い。

阿部は早く目黒が欲しかった。

目黒はゆっくりコーヒーを飲んでいる。

逡巡して後、パーカーを脱いだ。

Tシャツも脱いだ。

ベルトに手をかけ目黒を見る。

コーヒーを飲みながら阿部を見ている。

ベルトを外しソックスを脱ぎ、ズボンと一緒に下着も脱いだ。

丸裸になる。

恥ずかしいと膝を抱えて目黒を見る。

阿部の近くに座りキスをしてくれる。

阿部は、足を床に下ろし、ソファにもたれて自分の物を両手で握る。

ゆっくり手を上下に動かし、顔は目を閉じて上を向いている。

阿部ーはぁはぁ・・見ないで。

目黒ー可愛い。

阿部ーんっ・・だめ・・めめが見てる・・。

目黒ー・・。

阿部ーやぁ・・ん・・。

目黒ーもうカチカチだ。

阿部ーいわな・・いで・・。

目黒ーベタベタ。

首を振り、それでも握った手は激しく動かしている。

先端に爪を入れて腰を振る。

阿部ーやぁ・・見ちゃ・・いや・・。

目黒ー興奮するね。

阿部ーはずか・・し・・。

目黒ー腰振ってるくせに。

阿部ーだめ・・出ちゃう・・。

目黒ーいいよ。

阿部は足を開いて腰を突き上げる。

手の動きはますます激しくなり、もう少しでイクだろう。

阿部ーめ・・め・・すき・・。

目黒ー亮平くん。エッチ。

阿部ーめめ・・のせ・・い。

目黒ーイッていいよ。

阿部ーはぁはぁ・・んっ・・。

目黒ー・・。

阿部ーあっ・・イク・・はぁはぁ。

目黒ー可愛いかった。

目黒は裸になっていた。

阿部は目黒に向かって両手を広げる。

抱きしめてキス。

阿部の涙の滲んだ目を舐めて首からキス。

身体を横たえて覆い被さる。

目黒ー可愛かったから、うんと愛してあげる。

阿部ーうれし・・。

キスしながら、阿部の後ろに指を挿れ目黒の物をゆっくり挿し挿れる。

阿部は抱きついてきた。

密着し、目黒が腰を突き上げる。

阿部ーあぁん・・。

目黒ーいい顔してる。

阿部ーんっ・・すきぃ・・。

目黒ー亮平くん好き。

阿部ーもっとぉ・・突いてぇ・・。

目黒ー・・。

阿部ーいいっ・・いいっ・・。

目黒ー凄い締め付け。

阿部は腰を回し、目黒は突き上げる。

いいところに当たってる。

阿部は後ろで感じている。

目黒の激しい突き上げに、嬌声をあげ腰を振る。

阿部ーだめ！

目黒ーイクよ。

阿部ーもっと・・あぁ・・。

目黒ーりょ・・へい・・くん！

阿部ーイク・・イク・・はぁはぁはぁ。

目黒ー気持ち良かった？

阿部ーんっ・・。

腰が抜けた阿部を抱えてシャワーを浴びに行く。

今、阿部は布団の中で丸くなっている。

凄く恥ずかしくて目黒の顔が見れない。

目黒ー亮平くん。

阿部ーあっち行って！

目黒ー可愛かったからいいじゃない。

阿部ーバカバーカ。

目黒ー布団剥ぐよ？

阿部ーやだ！

目黒ー可愛いかったのに。

阿部ーあんな恥ずかしいの！

目黒ーもう見ちゃったんだから。

阿部ーだからあっち行って！

塊は動きそうもない。

目黒はソファに座って、脱ぎ散らかした服を片付けている。

この夜は、一緒に眠らせてくれなかった。

帰る時、何度もポカポカ殴られた。

それでも目黒は笑ってる。

完