〔 ◨◨ side 〕
花奈 「 おはようございまぁす 」
全員仲良い訳じゃないけど、挨拶はちゃんとしないとダメよねぇ、
人間としての常識的な、
棚瀬 「 おはようございます、五条さん 」
この人は、隣の席の棚瀬 琴音。
品が良くて、優しい!!髪サラッサラで、スポーツもできる。その上可愛い!!
完璧女子ってこういう人を言うんだろうな、
私なんかが友達でいいのかなぁ、(泣)
花奈 「 琴音、私のこと下の名前で呼んでいいよ?気にしないから! 」
棚瀬 「 え?本当に? 」
花奈 「 うん!私気にしないから!!なんならあだ名でもいいよ? 」
棚瀬 「 あだ名? 」
うーん、あだ名を知らないか。
まぁ、お嬢様達はちゃんと名前で読んでるよね。
花奈 「 あだ名っていうのは、その人に見合ったもう1つの名前のことだよ 」
棚瀬 「 そうなのですね、 」
うん、あだ名は無理かな!!←
この学校、広いから移動教室大変なんだよねぇ、
空港にあるエスカレーター作って欲しいなぁ、
花奈 「 琴音は、もうこの学校慣れた? 」
棚瀬 「 そうですね、慣れました! 」
花奈 「 そっか、私琴音がいないと多分迷う。 」
え、みたいな顔しないで!?
私、超がつくほどの方向音痴だから。
いや、これは学校が広すぎるっていうのも問題だよね。
広ければいいって訳じゃないし、
若宮 「 …….君とは良く会うな 」
花奈 「 げっ、俺様系会長。 」
棚瀬 「 そんな風に会長と話せるの、花奈さんだけですよ、 」
あきられた??
私だけかぁ、まぁそうでしょうね
私、先生にもタメ口でいく人だし、
生徒会長なんかに敬語なんて、地球が真っ二つに割れても嫌だね。
若宮 「 まぁいい、気にしてない。
五条花奈、本音を言うと君はこの学校に合っていない。
だが、私は君に期待している。期末テストの順位楽しみにしているぞ、 」
花奈 「 💢あっそ!勝手に期待しててください!! 」
あの会長、癪に触るなぁ。
殴り飛ばしたいわ。←
桐谷と紫乃っていう女子が背を向けて、どこか行こうとするが、
紫乃っていう人はなにか怒った表情をして、こっちを向いてきた。
紫乃 「 貴方、会長に対しての口の聞き方直した方がいいわよ、
後で痛い目みるから、 」
っと、言って会長に付いていった。
なんだ、彼奴。
絶対桐谷のこと好きやん。
紫乃、だっけ。なんか仲良くなれそ〜
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