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snowman
※学生パロ
…
7月◯日
夜中目が覚めた。眠れなくて外に出た。夏とは思えないほど涼しく静か。
知らない神社があった。俺はポケットから5円玉を取り出し願った。
静かに、平和に暮らせますように……
7月◯²日
朝おばに怪我の事を聞かれた。言える訳がない。貴方は俺の親じゃないんだよ…
学校に着いたらあいつらに話しかけられた。鬱陶しい…お昼、すぐに俺のお気に入りの場所に行った。一人でご飯を食べた。美味しくなかった。
7月◯²日
あいつらに殴られ、裸の写真を撮られた。怖くて怖くて逃げだした。帰路、知らない人に話しかけられた。そこからの記憶がない。
夕方、急にこの人達と住むことが決まった。知らない人と住むのに抵抗があったが、母親ヅラしてくるおばと住まなくていいと考えたらまだマシだと思えた。いつからこんなにクズになったんだ?
7月◯日
💛くんと💜くんに会わせたい人が居ると言われ、残りの6人に会った。みんな個性的で凄く驚いた。
でも俺が一番惹かれた人…“わたなべしょうた”。俺は人見知りのはずなのにどうしてもこの人のことが知りたくてしょうがない。
8月◯⁵日
💙さんの事が知りたくて、話しかけようとしたら折れた木が落ちてきて、それを💙さんが庇ってくれた。怪我をさせてしまった。手当てをしたら照れくさそうにお礼を言われた。少し嬉しかった。
8月◯日
みんな会議で暇だった。そしたら部屋に翔太が来た。構ってほしいと言われたから撫でてあげた。そしたら尻尾を振って喜んでいた。
でもそこに🩷登場。声を上げて怒ったのはいつぶりだろう…
8月◯日
翔太と同じ部屋に引っ越すために皆が手伝ってくれた。翔太は心底嬉しそうだった。
この時だろう。俺が翔太を好きになり始めていたのは。
8月◯日
今日学校に行った。保健室の先生にみんなの事を“お兄さん?”と聞かれた時、ためらいもなく“はい”と返事した。その後も皆の話をした。嬉しかった。
帰路、疲れて寝ていた俺を抱っこしてくれていた🤍くん、バックを持ってくれていた💜くん。俺には優しい“お兄ちゃん”がたくさんいる。
8月◯⁸日
🖤くんと💚が散歩から帰ってこなかった。みんなは色んなところを探しに行っていたらしい。でもそんな中でも🤍くんは俺を不安にさせないために嘘をついていてくれた。本当に優しい。
8月◯⁹日
帰ってきた🖤くんと💚。俺は血まみれの2人を見て怒りを覚えた。俺の大切な人を傷つけたやつに対して…
8月◯゜日
🧡に“息抜きして!”と言われた。だから縁側で少し休んでいた。結界内のはずなのに“妖怪”に話しかけられた。その人の話で俺はここに居てはダメなんだと思った。だから逃げた。翔太の声を無視して…
8月◯゜日
襲われた所を翔太が助けてくれた。あの時と変わらない、その優しさ。翔太の声を無視した俺を叩きたい…みんなは優しかった。
8月◯日
熱を出した。寝なかったのと襲われた事が怖くて一気に色んなものが押し寄せた。🖤くんと💚まだ回復してないのに俺まで体調悪くして申し訳なかったな。
9月◯日
🖤くんと💚が回復したのを聞いて安心した。そしたら今度は💚が俺の熱を下げてくれた。本当に感謝しかない。俺は皆に何もできてないのに。
9月◯日
💜くんのため息が怖かった。俺に向けて言ったわけじゃないのに、身体が反応した。酷いトラウマになってしまったからな…
9月◯⁴日
熱が下がらなかった。だから💜くんと翔太に連れられて病院に行った。人間のじゃない。半妖怪が使う病院。翔太はちょっと苦い顔をしていた。
9月◯日
“晴音さん”凄く怖かった。本当に食べられると思ってしまった。でもおかげで体調は良くなった。
9月◯日
体調が良くなって後日。翔太と2人で結界内を散歩していた。2人で手をつないで…
今日翔太に言うって決めたのに、言葉が少し詰まった。でもやっと口が開いた。
でも上から💜くんが振ってきた。心配した💛くんも降りてきた。でもちょっと笑っていた。怖かったけど泣かなかったら翔太が褒めてくれた。
…言えなかった。
ま ぁでもまた明日にでも言えばいいか…
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