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レダーがらだおになる数時間前…
私はウェスカーさんと、市長から新たなウイルスについて詳しく説明してもらった。そして、クスリの制作に専念してついに作り上げた。まだ、効果は試していないが多分上手くいったと思う。その薬をウェスカーさんに渡した後、私は868のアジトに向かった。
「おはよう、ぐち逸」
ホットドッグ売りの姿をした男とネズミ頭の人がソファに座っていた。
「おはようございます。レダーさんと刃弐さん」
《おっはようございま〜す!!》
元気な声が無線に響いた。
《タコ、おはよう》
彼女がタコ。868のハウジング担当(?)だ。
「あ、そういえば2重人格のクスリ出来ましたよ。今、手元にはありませんが…」
そういうと、2人が目をキラキラさせてにじりよって来た。
「え!?まじか…すげぇ!!」
「今度見せてくれよ!!」
勢いで倒れてしまい、頭を床にぶつけてしまった。
「痛っ……」
長い沈黙の後にレダーと刃弐が「ごめん」と謝りアジトから出て行った。
「ちっ、埒が明かねぇな」
「っ誰だ」
「あ?お前こそ誰だ?」
「俺は特殊刑事課、つぼ浦匠だ!!」
「 はぁ、警察の方ですか…警察の方に教える訳にはいかないので 」
「なにィ!?」
「いや、俺は聞いたことあるぞ」
「マトリの…そらかぐち逸!!」
「もう広まってるのですか…めんどくさいですね」
そういう会話を続け、そろそろめんどくさくなってきたので強制的に会話をシャットダウンさせた。
「もう、貴方と喋る必要はありません」
「あ?」
「では、さよなら」
そのすぐ後、警察官がアジトに居た。
刃弐から話を聞くと、レダーさんが寝た後に青井らだおという警察官になったようだ。
持ってきたクスリをらだおに飲ませ外に放置した。
それから、レダーさんは起きてこない。
完全に消えた訳では無い。
だってあのクスリは「症状を抑えるだけ」なんだから。