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フィン「!!イチカちゃん!」
イチカ『僕は、馬鹿だ。”もう”失わないと決めたのに、”また”何も出来ずに終わるところだった。はぁはぁ、しかし、同じミスはしないと誓ったからにはフィンくんを守る』
いちかちゃんは、震えた手で杖を構える。
モブ「お、おい」
マオ《おめぇは守れよ、大切な人、絶対にな》
イチカ『分かってるよぉ、まおくん。ボソッサモンズアストラエアセレスティアル・ガーデンどんなにボロボロでも、傷だらけでもフィンくんだけは守るんだ!』
フィン「チェンジズセコンズバタフライサニタイムズ」
イチカ『ありがとう、もうあの頃のぼくとは違う。今は逃げずに戦うよ』
フィン「ねえ?もうとかまたってどう言うこと?」
イチカ『あぁ、言ってなかったか。僕は、中学時代にマオルナーズっていう親友を失って、でもフィンくんと会ってからまた光を取り戻したんだ。なぜか分からないけど、君を見てるとマオくんを思い出して、悲しくなるんだ、またいなくなる、またここから消える、またって会いたい。居なくならないよね?ねえ?フィンくんはさ?ぼくのそばから、』
フィン「大丈夫だよ、居なくならないよ、その子がどんな魔法使いでどんだけ強いかは知らないけど、同じ思いはさせないよ」