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『わ〜美味しそう〜!!!』



お食事はカニっ!カニ〜カニ〜!!


カニ鍋の他に色々な季節の惣菜や

色とりどりの刺身____


『かんぱーい』


荼毘さんと日本酒で乾杯をする


『ふは〜〜!この日本酒うまぁ!染みる〜!』


「飲みすぎんなよ、お前酔うとうぜぇんだから」


『は〜?うるさ!絶対だる絡みしてやる』


「……それは困る」


『ガチで困るんかいw』



________




ご飯を食べ終わり____



浴衣に着替え



『わ〜ほんと綺麗な街並みだねえ!』


2人で外に出る



『あ!荼毘さん!あれ食べよーよ』


「お前さっき飯たらふく食ったばっかだろ」


『デザートは別腹なのです』


「なんだよそれ笑」


お酒が入っているからか、


荼毘さんはいつになく楽しそうに


微笑みながら____



「こら、先先行くなって」


『あ!こっちこっち!射的あるよ〜一緒にやろ〜』


「……お前が負けたら何かくれんの?」


『私負ける前提なの?w』



パンッ



パンッ



バタンッ


「お〜お兄さん上手だねぇ!大当たりだよ!好きなの持っていきな!」


すごい……


荼毘さんは並んでる中でいちばん小さな瓶に当て倒した!


『すごい……荼毘さん……上手、、やばい惚れそう』


「うるせえ、早く好きなの選べ」


『は〜……素直じゃないなぁ?


じゃあ……』




選んだのは可愛い青色の🧸


ティファニーみたいだね←


「お前そんなガキみてぇなのでよかったのかよ」


『は〜?うるさ!これがいいの!


てゆーか……………』



湯畑の前まで来た



周りが


一面青色に輝く____



綺麗な青


昼間の湯もみの時のライトアップも


この熊のぬいぐるみも____


荼毘さんも橋の手すりから湯畑のライトアップを見てる



『やっぱり綺麗だね……』



そう



「……?、お前ここ初めてなんじゃなかったか?」



『うん、初めてだよ。』



「だったらなんで」



『荼毘さんと初めて会った日、見せてくれた青い炎……私、本当に綺麗だなぁと思ったんだ』


 

「…………」



黙って私を見つめる荼毘さんの方を見____



『ここの景色は荼毘さんみたいでとても綺麗だなぁって思って!!』



笑顔でこう言った。



すると



「ふは、何言ってんだお前」


そう言って私の頭をクシャクシャっと撫で


優しく微笑みながら荼毘さんは言った


『ほんとの事だよ〜』


「あーあー、わかったわかった笑」


『適当だなぁ〜』


私がそう言うと


荼毘さんは私を引き寄せる____



そして


青色にライトアップされた湯畑を見つめ


私に寄りかかる


そして


「……ありがとな」


と。


んんんええ!?


荼毘さんがお礼を!?


『……ど、どういたしまして?』


どう答えたらいいか分からなくてこう答えると


「……俺ァ自分の個性が嫌いだったんだよ

親父にもなれねぇ、母親にも似つかねぇ

この、……」


ボッ



手の上に青い炎を出す____


幻想的にユラユラと揺れる____


ほんとうに綺麗だ。




「青い炎が嫌いだった……


けどお前は……」



私の方を見る荼毘さん。



ああ、この人は本当に自分の事が嫌いなんだ。


誰かに認めてほしかったんだ____


「お前は…………。」


そこまでだけ言い、


お互い見つめ合い____


私の頬に触れ



チュゥ


おでこにキスをした____




とむらくんといっしょ。

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