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ヴォルタクションで、学パロ。
なんか雲雀が死にたいって思っていて欲しいなーっていう妄想。なんていうかさ、あんんな笑顔な雲雀だけどさ、作り笑いみたいな感じで、救われてるって思っているセラフに救われてた的な?
「」雲雀
『』セラフ
雲雀視点
死にたい。なんて何度思ったことか。
でも裏の人間として生まれてきたからには簡単には死ねないよ。直接手をかけたことはないに等しいけど、情報一つで何人の首が飛ぶと思う?何百人もの首が簡単に飛ぶんだ。
その人たちの分まで生きるっていう”義務”が俺にはあるから。簡単には死ねない。
『雲雀』
素っ気なく俺を呼ぶセラお。声だけで誰かわかるから、後ろを見なくてもセラおってわかる。
「なんだ?何かあったんか?」
いつもの笑顔で対応すればみんな騙されてくれるよ。俺は元気なやつだって。
『無理しないでね』
「え?」
全てを見透かされてるような赤い瞳。吸い込まれそうになる。
赤色と青色が混ざっているセラおの瞳は美しい。眩しい。
「なんのことだよ?」
なんもわかってないような顔を作って、笑って、これが簡単なわけないだろう?辛いよ。無理したくないよ。でも無理しないとダメなんだ、、、、。
『ほんとにわかってないならいいよ。でもわざとなら、我慢しなくていいよ』
「だから!なんのことだって?教えてくれよ!!」
元気に。元気に。これが元からの俺だっていうように。
『作り笑いやめたら?』
バレてたのか、、、?みんなにはバレてなかったのに、、、。
『凪ちゃんよりも上手。でも俺にはバレっバレ』
「そっか、、。誰にも言わないでくれるか?」
『いいよ。でも一つ約束ね』
「なんだ?」
『雲雀が作り笑いしなくたってみんなひばりのことが好きだから。それだけは頭の中に入れといてね』
ただの世間話のような軽い声で言うセラお。
「そうかな、、?」
『じゃなかったら奏斗も凪ちゃんも雲雀と一緒にいないし、背中預けてないよ』
裏の人間として、背中を預けるには相当な信頼関係が必須。そんなのわかってる。
『多分二人とも気づいてる。言わないだけで』
「!!今までの努力全部無駄だったのか?」
『いーや?それ含めて雲雀じゃん!』
お前は優しいな。
ニコッと笑うセラおの表情は励ますでもなく、寄り添ってくれる人の顔をしてる。
辛いことがあったからこそできる表情。
「ありがとな」
俺の素の笑顔。
不器用かもしれない。でも、セラおは優しく微笑んでくれた。
感動系書くの好きなんだよ、、、。
今回はうまく行った!学パロ要素一個もないけど、一応学校での会話ですからね???
雲雀ってほら。いつも笑顔じゃんか。でも怪盗一家の息子だからそれなりの苦労をしてきたと思うんです。でも雲雀は、『俺より、あいつらの方が辛かったんだ、、、』って思って、素直に打ち明けられないんです。
だから、だんだん笑っていられなくて、作り笑いで誤魔化すようになって、でもセラフとかにはバレてて、、、ってよくない?
雲雀だけ家業ついでるのも良いんだよな、、。俺だけ、、俺だけは、、。って自分のこと追い込んで、三人に救われて欲しいよね。
自分は辛くなって、救われるっていうところまでセットで好きなんです!