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俊哉はとても気分屋で機嫌の浮き沈みが激しい、だから私は何をしてもはたして彼に褒められるのか、けなされるのか自身が持てなかった
そのせいで最近はいつも不安を覚え、自分は家庭の中でどう振舞うべきなのかと、彼の顔色ばかりをうかがってしまう
今朝みたいにいきなり癇癪を爆発させるのは、よくあることだったけど
殴られたのは初めてだった・・・・
思い出しても怖くて怖くて仕方がない・・・・
私は泣きながら割れたグラスをかたずけ、床に散らばっているアイスコーヒーをかたずけた
とにかくこれ以上殴られないように、彼の機嫌をそこねないように、今はそれしか考えられなかった
私は母にラインメッセージを打った
「ごめんさい用事が出来て、お葬式には出られません 」
送信を押すとき、胸が引き裂かれるような気がした