この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
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目黒side
毎日沢山の仕事を貰って、俳優業、モデル業、バラエティやら何かしらのアンバサダーに抜擢して頂いて、撮影したりインタビュー受けたり。まあ中々充実した日々を送っているもんだけども、所詮俺も人間なわけで正直疲れる。ヘロヘロの状態で彼女の待つ家の玄関を開けた
「…ただいまぁ、」
『…ん?んぁ、おふぁぇいー』
「なんでそんな呂律回ってないの笑」
『はぃがいひてう』
「歯磨き?」
『ほー』
洗面所の前まで行くとシャカシャカ聞こえてきてた。そのシャカシャカが止んでから水が流れる音がしたあと、ひょこっと愛しい彼の顔が覗く。うん、今日も安定に可愛い。もうなんかこれだけで今日1日嫌だったこととかどうでもよくなるな。
『おかえり』
「ただいま」
『…そんな顔するなら来ればいいのに笑』
自分がどんな顔をしてたのかはわかんないけど、抱き締めたいと思っていたのはあっさりバレていたらしい。パッと腕を広げて俺を見上げる彼はにんまり笑っている。悔しいけど可愛いし抱き締めたいしで結局正面からぎゅっと抱き締めた
「あーもう、まじで好き」
『うぉストレート。…俺も好きだよ』
「阿部ちゃーん…」
『なに、今日どうしたの』
阿部ちゃんのエネルギーを吸収してる、が、一番近い気がするけど流石にそれはキモい。好きすぎてこんな言動になっちゃってるってのもちょっとキモいかもしれない。理性がどっか行きすぎてるこの状態を解放して幻滅されたくはないから、とりあえず抽象的な言葉を選んで誤魔化そうと試みる
「もうなんか頭おかしくなってる」
『これ以上お馬鹿になっちゃ困るね』
「…うん」
『否定しないんだ笑』
すっごいナチュラルに貶されたけどそんなのどうだっていい。暖かいなー離れたくないなぁ、とかなんとか考えているうちに俺の目蓋は勝手に閉じて、意識は遠退いていった
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阿部side
『…めめ?』
「……」
『え、寝た?』
なぁんかすっごい肩重いなあと思ったらめめはそのまま寝てた。よっぽど疲れてたんだな、と彼の寝顔に1回だけキスを落として、えっちらおっちら寝室まで運ぶ。半ば投げるような感じでベッドに彼を寝かせた
『っはぁ”、重っ…』
グースカ気持ち良さそうに寝てる。寝れてるうちはまだ大丈夫だろうと彼をほっといて、食卓に起きっぱなしの彼のご飯を仕舞いに行く。なんやかんや終わらせて戻ってきても、依然として変わらず彼は寝ていた。けど、ちょっとだけ違和感が
『…こ…れは、?…もしかして、もしかするやつ、?』
そのー…なんだろ、疲れまらってやつ、?心身共に疲れきってるときに興奮云々関係なく元気になっちゃう的な、あれでしょうか。こんなのほんとにあるんだ…しかもあのめめが…ねぇ。
『抜くのが一番…か、?』
でもでも、寝てる間に勝手にモノ触られてるとか怖いか。いや、めめはそんなこと気にしないか。えぇい、どうにでもなれ!!窮屈そうに閉じ込められていた彼のそれを下着から出すとほぼ完勃ちのそれが出てきた。でかすぎんだろ、
ちょっと呆気に取られながらも、自身の口の中に指を入れて唾液を手に絡ませる。多少滑りの良くなった手で普段よりも大きいそれを柔く握るとゆっくり手を上下に動かし始めた
「…ん”、、」
『おっ…?!き、て…ない、よね、?』
危ないなあもう。眉を顰めて唸った彼は起きているんじゃないかと一瞬ビビったけどもなんか多分セーフだったっぽい。まあここまで来たら吹っ切れるよね、やるしかないし。先端から先走りがじわじわと溢れ出る様子を見て、そこにちゅ、と口付けた
『…頼むから寝てて……』
張り詰めた彼のものに舌を這わせると血管やらなんやらで少し凹凸があるのがわかる。そのまま歯を立てないように先の方だけを咥え込んで口戯を始めた。ド深夜に彼自身も何されてるか知らない状態で、彼のものを咥えて。そんな状況に嫌でも興奮を覚えてしまって、自分自身のモノも一緒に扱き始めるとすぐに先走りが下着にシミを作った
『…っん、…ぅ”、ん、♡』
「…ふ、…ん、…」
鼻から漏れるくぐもった声を必死に抑えながら、我慢しきれず自身の下着を下ろして孔へと手を伸ばす。双方の体液で濡れた指は少しずつ自身の孔に入っていって、彼のを受け入れる準備を勝手に始めた。やだなぁ、もう。付き合い始めたときはこんな変態みたいなことしなかったのに、
『ん…、?ふ、ぁ…、入んないなこれ、』
奥まで飲み込もうとして、結局入りきらないことに気が付いて辞めて。口を離してまた手で扱いていると、段々とそれは膨張して脈打ってくる。ちゃんと気持ち良くなれてるみたいで良かった。…寝ててもこんなに反応するもんなの、?
『…え、寝てるよね、?』
テキトーに解してるうちに滑りが足りなくなってきたから、近くの引き出しから潤滑剤を取り出す。自分の後ろと彼のそれに塗ってから、もうこれ以上時間かけて解すのめんどくさいし挿れてやろうと思ってキャップを開けた瞬間、潤滑剤は入れ物ごと俺の手からすっぽ抜けた
『わぁ、?!え、やばっ!』
「…っふは、何してんの笑笑」
『え、っえ、起きてたの?!』
「まあ、ちょっと前から笑」
俺が勝手にこんなことしてたのにも、潤滑剤を腹の上にぶちまけられたことにも怒らず上体を起こした彼は、倒れっぱなしの潤滑剤を机の上に置いて俺の頭を軽く撫でた。なんでこの状況で落ち着いてんの。怒んないのも意味わかんないし。わかってんのかな自分の状況、お腹の上ローションでぬるぬるのベトベトだよ?
『ちなみにいつくらいから…?』
「…フェラ始めたくらいまでは、えろくて良かったんだけどね~」
『めっちゃ最初…!!』
やばいそれは、恥ずかしすぎる。一人で発情して一人で咥えて弄って、一人でローションぶちまけて一人で大焦りしてるとこ全部見られてたってこと?嘘でしょ、その事実だけで全然死ねるレベルで恥ずかしいよ俺
『てかごめん、もうなんかセクハラとかの粋越えてるし…』
「いいよ、阿部ちゃんだし。最初は善意からだったのもわかってるし」
何ていい男なんだ。もうめめには頭上げらんないな、なんて思ってたらいつの間にか手がお尻の方に回ってきている。ちょっとちょっと、止めなさいよ変態。てかなんかこの感じそういう意味でのやる気すごい出ちゃってんじゃ…
「…?ちゃんと解せてないじゃん」
『ちょっと雑にやっちゃった』
「じゃあ俺がやったげるよ」
『…え?いやいやそれはちょ』
「遠慮しなくていいから」
にや、と口角を上げてさっき撒いちゃった潤滑剤を手に絡めたかと思うと、長い指が孔に侵入してきてまだ開ききっていないそこを暴きだす。なんていうか、明日仕事なくて良かったな
「久々だね」
『ん。…明日、休みだからさ』
「我慢比べでもしよっか」
『それは無理。』
「えっ」
コメント
8件
あべちゃんほんとに可愛い、やばい……
倒れる🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️🤦🏻♀️
まって!!可愛いいい🥺︎︎🫶💘 阿部ちゃんのおっちょこ可愛すぎ! 表現とか好きです!!これからも応援してますー!