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教室に戻り授業を受ける。
ふとセンセイから何の委員会なのか聞いてないことを思い出す
風紀だったらセンセイを一生恨んでやる。
そんな風に思っていると委員会表が目に付く
私の委員はーー……
放課後、載ってる場所に移動する。
正直この委員で良かったとは、まあ思う
センセイなりの気遣いだろうか
そんなことを思いながら向かった
ガラガラガラ
意外にも、中にいたのは女子一人だった
「あ、部屋別になりましたよ」
そんなの聞いてないけど。
「、そうですか、どこに移動したらいいですか。」
「3-2らしいです。折角なので一緒に行きましょう…」
そこに居たのは小柄で大人しめな生徒。
この委員会に向いていると確信できる。
「まあ、はい。では行きましょう」
「部屋移動のこと、聞かなかったんですか?」
「午後から来たので。」
「あ、なるほど…」
3-2へ向かいながらそんなことを話す。
正直人と話すのは疲れる。何を考えてるのか分かんないから。
「2年生…ですよね?」
「あ、はい。2年です」
「同い年です…!何かとよろしくお願いします」
「こちらこそ」
3-2へ到着した
ドアを開けると複数の人が話してたり先生が来るのを待っている。
空いている席に座り、先生を待つ
そんなに長い時間待っていた訳でもないのにそんな風に感じてしまう。
*先生が来た*。*号令をして内容を淡々と決めていく*。
*早く終わってくれないかな*。*ただでさえ来たくないのに*。
*「今回はここで終わりです*。では号令」
*起立*、*きおつけ*、礼
さようなら
目を擦りながら帰る帰り道
後ろから何か気配がする
*ストーカーだろうか*。でもなんで私に。
振り返ってみるとさっきの女の子だった。
「どうかしました。?」
*「あ、いえ*……ホントに髪が綺麗だなって」
*黒髪にロング*。*そんなに綺麗だろうか*。
*「言われるほどでも無いです*。普通にシャンプーとリンスしてるだけですから」
*「え、そうなんですか*…!*てっきりヘアオイル塗ってるのかと*…」
「そんなに女子力ありません。」
「ふふ、確かに。図書委員になったのは何でですか?」
「センセイが勝手に決めました。私はその時決めてなかったので。」
「辛辣ですね。文句言いたいくらい…」
ここまで共感されても…私の心は何も変わらない
「お名前は」
「神村寧々です、あなたは…」
「私は風林小羽です。」
「そうですか…!あ、私はここで」
分かれ道が来たみたいだ
「また委員会で…!」
そう言って神村さんは去っていった。
神村寧々
17歳
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