第一話が非公開設定にされたので、今回は非公開されない程度にリメイク頑張ります。
いつも作品を見てくれている方々にはご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
もらる「ん…このまま寝ちゃったんだ…」
と、朝起きて最初気付いたことだった。あの後、あの子犬を膝枕したまま寝ちゃったらしい。筋肉痛になってないといいが…、と思い体を動かそうとしたその時
もらる「…ん?何か子犬にしては重…って、え”?!」
子犬を寝かせていたはずの場所に美少女の顔があった。その一瞬間に思考が急回転し、ある答えにたどり着いた。
もらる「…あの子が”ヒト化”したのか…」
最近、世界で猫や犬、うさぎなどの動物が人になるという現象が起きている。専門家の人達はそれを”ヒト化”と読んでいる。まさかあの子がそれになっちゃうとは…
元子犬「んん…」
もらる「あ、ごめん。起こしちゃった?」
元子犬「……お腹空いた」
もらる「あ、ちょっとまってね」
僕は開口一番それかよっ!、と思いつつ、パン屋で売れ残ったコロネを持ってきてあげた。
元子犬「はむっもぐむぐ…」
もらる(美味しそうに食べるな…)
もらる「……ころね」
ころね「?」
もらる「ころね…君の名前だよ。気に入った?」
ころね「こぉね?」
もらる「うん。そうだよ」
ころね「パパ?」
もらる「あはは…パパ以外の呼び方がいいな…」
ころね「じゃあ、ご主人さま!」
もらる「パパよりはマシかな…」
こうしてころねとの生活が始まった。
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