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「三枝くん三枝くん」「ん〜?どったの」手が離せなさそうな三枝は声だけで反応する。「それいつ終わります?」「まだ終わらないかも、もうちょっと待ってて〜」この言葉を待っていたと言わんばかりにわくわくする剣持、さっそく開始だ! 三枝の服の袖を少し掴み、足を横に開いてぺたん、とお尻を床につかせ「はやくしてくださいね」と上目遣いで強請る「ん"・・・!?」媚びないをモットーにしてる剣持が甘えてきたことに驚く三枝「ど、どうしたの刀也くん?いつもはこんなことしないのに・・・」「べつに?ほら早く仕事終わらせてくださいよ」目を逸らしいじらしくする剣持 「も〜〜〜〜なんかあるじゃん・・・そんな顔して、かまってほしいの?」「!?ち、ちがいますって!」首を横に振って否定する。そのつもりでやったが、いざ言われると恥ずかしくなってきた剣持「わかりやすすぎ、素直じゃないけど全部顔に出てるもん」「・・・じゃあかまってほしいって言えばかまってくれるんですか?」珍しくデレる剣持「・・・もちろん」「へ」三枝は剣持を押し倒し唇を重ね、徐々に舌を絡めてゆき口付けを交わす。 「んっ・・・ふぁ・・・ぁん・・・」自然と口端から声が漏れる。「だいぶ上手くなってきたね、キス」誰のせいだと!と心の中で叫ぶ この後も角度を変え何度も何度も深い口付けを交わした。たった数分のはずなのに数十分も長く感じる。口を離すときらきらと光る糸が名残惜しそうに垂れた。「はやくきて」はーっ、はーっ、と浅い息を繰り返し、とろん、と蕩けきった表情で三枝を誘う剣持「うん、」と短く返事する三枝に余裕はない。