テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「えっ⁈どこに行くって?」
「だから叶さんとヘアゴム買いに行こうと思って」
「‥‥ゴム?」
「そう。さっき体育で使ったゴムがめっちゃ良かったから」
放課後
いつもの様に帰ろうとすると、星導が予定があるという
そんな事を言っていたら叶さんが鞄を持ち、俺達の前にやって来た
「さっきのヘアゴムならもう一つあるからあげるって言ったのに、どうしても買いたいんだって」
「え、だってヘアゴムって知らないうちに無くなりませんか?一個だなんて足りないです」
「まぁ、分かるけど」
「それに100均で買えるなら良いけど、ショップに行かないと行けないなら1人じゃ入りずらいし」
「なんでだよ。女子しかいないから?僕は別に恥ずかしくないけどな」
「だって俺店とか詳しくないですから」
「‥‥‥‥‥‥」
2人の会話に割って入っていけない
なんだよ‥‥
別にどのヘアゴムだって一緒だろ?
「だから僕達買い物行くけどこやはどうする?」
「へ‥‥?お‥‥俺は‥‥」
そんなの決まってる
「‥‥行くけど」
「そう?じゃあ行こうか」
「マックも寄りたいかも」
「るべ君はバスの時間間に合うの?」
「大丈夫ですよ」
「そうなんだ。もし間に合わなかったらうちの親に送らせるけど?」
「えっ⁈そこまで大丈夫ですよ」
「フフッ、そう?」
まただ
また点数稼ごうとしてないか?
俺は無言で叶さんの後ろ姿を見る
いや、俺も積極的に行った方が良いのかもしれない
こうしてる間に叶さんとの差が開くのは嫌だし‥
買い物も終え、マックを食べて星導はバスに乗り帰って行った
「こやは?」
「え‥‥?」
「何で帰るの?」
「俺はここから近いから歩いて帰ります」
「そうなんだ。僕はこっちだけど‥‥」
「俺もです」
話を聞くとどうやら俺と叶さんは隣の町内同士だった様だ
結構近く同士だったため、叶さんも一緒に歩いて帰ることになった
「‥‥なんかさ、近頃こや僕に冷たくない?」
「えっ⁈‥‥そんな事ないでしょ‥‥」
思い当たる事ばっかりだ
けど‥‥
そんなに態度に出てたのかな?
「それってさ」
「‥‥はい」
「僕に星導取られそうって思ってるから?」
「‥‥‥‥‥‥」
最悪だ
.
わっ
27
メロォン
48
コメント
4件
うわぁ…!第3話、めっちゃドキドキしたよ…!😭💕「星導に取られそう」って叶さんにズバリ言われた時のこやの動揺、読んでるこっちまで息止まっちゃった…!しかも家が隣町同士って偶然じゃない?これはもう運命ってやつだよ…!まだまだこやの気持ちのもやもやが続きそうで、続きが気になって仕方ない…!早く次読みたいよ〜!!🌸🔥