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目黒「ぃ゙っ…た…(起」
自分の部屋で目を覚ます目黒。傷口を見れば丁寧に包帯やらガーゼやらが当てられもう処置済みのようだ。
目黒「あとでお礼言わないと…」
宮舘「蓮くん…?」
目黒「へっ?‥」
声のする方向には目黒が愛おしくてたまらない宮舘が。しかし、いつもと雰囲気が違う。
…そう言えば初めて名前を呼ばれたかもしれない。だが…本当にこの人は宮舘なのか?…
宮舘「蓮くんっ…おはよニコニコッ」
目黒「おは、よ…」
宮舘「んへへ〜…蓮くんだぁ」 ギュッ
目黒「!?」
宮舘「蓮くんぜんぜん起きてくれなくてりょた寂しかった…」
目黒「りょ…りょた??」
宮舘「ねぇ、構ってくれなかった分…俺のことたくさん甘やかして…??」
上半身だけ起こした目黒に身体を委ねながら喋る宮舘。目黒は困惑した顔のまま宮舘の顔を見る。その目から離すことはできない。
宮舘「ねぇ…どうやって甘やかしてくれる…?」
目黒「甘やかすったって…」
宮舘「じゃあ…俺がしちゃうよ?」
目黒「え…?」
宮舘の唇が、あと…数ミリ………
目黒「ガバッ!!(起」
目黒「はぁ…はぁ……なんだ…夢か…」
やけにリアルな夢。目黒は辺りを見渡す、自分の部屋…だが宮舘の姿がない。
目黒「はぁ……ん??」
ふと、足元を見る。何か重たいものが乗っているような感覚があったからだ。
その違和感の正体はすやすやと眠る宮舘だった。
目黒「えっ………なんで?」 「(取り敢えず…起こすか)」
目黒「…起きて、身体冷えるから…」
揺さぶっても宮舘は起きる気配がない。目黒は宮舘の顔をのぞき込む。その美しい色白の肌、しかし目の下には濃くはっきりとクマが広がっている。
目黒「…寝てねーの…?」
目黒は呆れつつ、スマホを手に取り時間を見る。たが液晶画面に映し出された文字にひどく困惑する。
目黒「◯月…27日…?」
目黒たちが隣組に行ってから、もう7日…1週間が過ぎていたのだ。もう一度宮舘の方を見ると床には水の入ったタオル桶と、ガーゼや包帯が置いてある。
目黒「俺のために……」
目黒は心が痛む。しかしそれと同時に嬉しさも込み上げてきた。自分の為に尽くしてくれる宮舘はもう自分の物と言っても過言ではないだろう…とそんなわけないのにそう思ってしまう。
目黒「ありがと…」
優しく頭を撫でてあげれば、少し…微笑んだようにも見えた。
宮舘「(あったかい……手?…だれの…)」
宮舘「パチッ……」
目黒「起きた…?」
宮舘「…ガバッ!!」
目黒「おぉそんなに思いっきり起き上がらないほうが…」
宮舘「……ポロポロッ」
目黒「…どうしたのっ?」
宮舘「起きた…っ…やっと、おきたぁッ!!」
目黒「おわっ!……俺があんなんで死ぬわけないでしょ…??」
宮舘は目黒を認識した途端、今まで抑えていた、いや抑えきれてなかった感情が一気に込み上げ目黒に抱きついた。
目黒はそんな宮舘を受け止め、優しく諭す。
目黒「心配かけて…ごめんね。もう大丈夫だよ」
目黒「岩本くん手当てありがとう」
岩本「宮ちゃんにお礼言った?」
目黒「うん」
岩本「本当、三日三晩泣き続けてたんだからね」
目黒「そんなに…?」
岩本「…自分を大切にしてくれる人が、いなくなったら怖いだろ」
目黒「…それも…そうだね」
宮舘「“おーい”」
目黒「ん、なに?」
宮舘「“康二”とご飯作ったから、“照”と4人で食べよ?」
目黒「うん食べる。作ってくれてありがとう」
宮舘「んふ。いっぱい食べてね」
目黒は今の会話で少しムッとした。いわゆる嫉妬…
目黒「ジーッ…」
向井「美味いわぁ〜…」
宮舘「ほんと?」
岩本「これも美味しい!」
宮舘「簡単に作れるんだぁ」
向井「はぁ~…もっと食べたいわぁ」
宮舘「じゃあ俺の唐揚げ一個あげるっ!」
向井「えぇ!それは悪いわ。ええよ??」
宮舘「ううん。こーじ食べて!あーんっ」
向井「ほんまぁ?じゃあ頂くな!あー…」
目黒「はむッ!!」
向井「あッ!?」
岩本「ありゃー…」
宮舘「わぁ!」
目黒「モグモグ!」
向井「めめ!何すんねん!」
目黒「ジロッ…(睨」
岩本「…くふふ…笑」
宮舘「そんなに食べたかったの?じゃあもっと作ればよかったなぁ」
目黒「そぅ…言うわけじゃない…」
岩本「…笑」
宮舘「照も食べたいんでしょ?」
岩本「うん。オレも食べたい」
目黒「イライラ…」
宮舘「ん〜…作る量増やすかぁ…」
目黒「ねぇ」
宮舘「?」
目黒は等々痺れを切らし、いつもより低い声で宮舘を呼ぶ。岩本は察したようでクフクフと笑い、向井はキョトン顔。
目黒「なんで俺の名前は呼んでくれないの?」
宮舘「え?」
目黒「康二と岩本くんは名前読んでるのに…」
宮舘「……そんなこと言ったら、俺の名前も呼んだことないでしょ!」
目黒「え?」
岩本「いひひっ笑」
向井「何やそんなことかいなっ」
目黒「そんなことじゃない!!」
宮舘「俺の名前も呼んで!」
目黒「じゃあ俺のも!!」
岩本「(なんだか…夫婦喧嘩みたいだな笑)」
その後も、可愛い口喧嘩は絶えなかった。
まぁ痺れを切らした向井にこっぴ毒怒られた目黒なのであった。
目黒「なんで俺だけ!!」
向井「当たり前やろ!」
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コメント
1件
みんなかわいいってどういうこと…(たまらんっ♡) 続きも楽しみです♡
むる

161
ゆり。
28
れたす野郎
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