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りりちよ(KP)「──南極までの航路は、長い。」
りりちよ(KP)「到着するまでに、どれだけ体のコンディションを整えておけたかどうかは、上陸後の登山に大きな影響を与えるだろう。」
コンディション調整。
全員一応上手くコンディション調整が出来たが、直生はあまり納得できてないらしい。
直生「上手くいきませんね…」
白栖(なんであの人タバコ吸いながらやってるんだろ)
玲亜「やっぱり外の風気持ちい!!でも段々寒くなってきてる…」
デナリー「そうだな…南極に近付けば近づくほど冷えるだろう、身体の冷えには気をつけるんだぞ。」
玲亜「ありがと〜気をつけるね〜!!」
玲亜「あれ白栖くん?白栖くんはどこ行った?」
玲亜「…あ、白栖くん!!いたいた〜!!」
玲亜「窓の所なんて見てどうしたの〜?」
白栖「いや別に外を見てただけですけど…」
玲亜「大丈夫?ちょっとワンさんが急に来て不安なの?」
白栖「特に不安とかはないですね…」
玲亜「まぁまぁまぁ!何かあったら全然気軽に言ってね!」
白栖「は、…はい…。」
直生(不安とワンで韻踏んでるつもりなのかなぁ…。)
直生(玲亜さんって…つまらないギャグ言う人なんだなぁ…)
玲亜「直生くんどうしたの?」
直生「あ、いえ!ただ見てただけです…、!」
玲亜「そうだ!折角だしみんなで写真とろーよ!」
サビタ「は…はい!是非!」
デナリー「別に構わないぞ」
ワン「…」(荷物の準備中)
小雨 白栖「…」(荷物の準備中)
直生はワンと白栖の方に移動。
玲亜「あれなんか3人しか居ないんだけど!?」
ワン「なんだどうした、俺は写真なんて撮らんぞ。」
ワン「撮るなら勝手に撮ってろ」
直生「いや別に…ワンさんを呼びに来たんじゃなくて…ただ見に来ただけですけど…」
ワン「…勝手にしろ」
玲亜は船の上ということもあり、ぶれぶれの写真が撮れた。
玲亜「ぶれっぶれになった…」
直生(自撮りするか…)
直生は抜群にいい写真が撮れる。
直生(さすが俺、いいね綺麗綺麗!綺麗すぎる!)
そうして、直生はさっきの【K2隊について】の情報を事前に調べてたのをスマホの中で見つけることにします。
直生「あ、これって…」
直生「俺…ちゃんと調べてるじゃん」
『【K2隊について】
先の狂気山脈第二次登山隊、通称K2隊の参加者は6名。
隊長のケヴィン・キングストン(通称:K2)を始めとして、
穂高梓(日本人、女性)、コージー・オスコー (オーストラリア人、男性)
相宮 直央 (日本人、男性)、猫川 黒 (日本人、男性) 緑井 凜々蝶 (日本人、男性) の計6名である。
うち、出資元のオスコー財団の御曹司、コージー・オスコーのみは実力に乏しかったものの、他はいずれも世界が認める実力者たちであった。
ケヴィンはリスク管理を重んじる登山スタイルで知られており、右腕として命を最優先する。医師の穂高梓を連れて行っていることから、敗退することはあっても全滅することはないだろうと思われていた。
故に、登山界では『K2隊が全滅したということは、あの山には想像を絶する”何か”があるのだろう』と判断され、後続の登山隊が発足しにくい状況になっている。なお、彼らが登頂を果たしてから全滅したのか、それとも道半ばだったのかは明らかになっていない。』
直生「まぁ…共有…しなくていっか。」
直生「そんなことより…この写真を…Twitter(X)にあげて…バズ狙い」
直生「凄い怒涛の勢いでいいねが…」
直生「流石俺だ…!!」
あっという間に、自撮り投稿が9000いいねもつく。
玲亜「直生くん1人で撮ってる…」
白栖(すご万バズ手前だ…)