〜女子風呂にて〜
清水「そういや、かなちゃんって好きな人、いたりするの?」
かおり「あ、私も聞きたかった」
雪絵「もう顔が恋してます〜みたいな感じだもんね〜」
谷地「気になります((o(*^^*)o))ワクワク」
かな「好きな人、、、、ですか、(゜-゜)」
かおり「、、、この様子じゃ、、気づいてなさそう」
清水「だね」
かな「( 一一)?」
雪絵「あれ〜?もうてっきり自覚してるかと思ったけど〜」
恋に自覚?どういうことだ?
私は小学6年生から恋を諦め、今も恋をしていない。
どういうこと?
かな「恋?」
清水「、、、宮侑くんいるでしょう?」
かな「コクリ」
かおり「その人のこと好き?」
かな「、、、、」
〜男子風呂(稲荷崎)〜
清水「宮侑くんいるでしょう?」
と女子風呂から聞こえた。
なんで俺の話?意味不明なんやけど
てかなんであいつに話すことが俺やねん
治「、、なんでツムの話なんやろか(小声)」
角名「シッ、聞こえる(超小声)」
治「、、、、、、」
次に発せられた言葉で俺は叫びそうになった。
かおり「その人のこと好き?」
は?はああぁぁぁあぁぁ!?!?!
あいつが俺のこと好き?!?!?どういうこと!?!?
俺はほんの数秒間、頭の中がぐちゃぐちゃで倒れそうになった。
〜女子風呂〜
かおり「その人のこと好き?」
ん?宮侑が私は好き?
??????????
頭の中がハテナしか浮かばない。
なぜそのような話になるのか、そしてなぜ相手がよりによって宮侑なのか
かな「( 一一)〜?」
かおり「、、、、ハッ」
雪絵「どうしたの〜?」
(※ココからは超小声で話してます)
清水「、、、、これまでの話、、、男子に聞こえてるんじゃ、、、」
谷地「、、、相手に、よりますよね、、、、稲荷崎じゃ、ないかもですし」
清水「いや、私監督に言いに行ったら今は稲荷崎だって言ってた」
かおり「、、、、やばいね、聞かれたらヤバい」
谷地「でもなんでヤバいんですか?(かなちゃんの好きな人わからない人)」
かおり「かなちゃんの好きな人は宮侑なの」
谷地「なんでですか?」
清水「他の人と向ける目が違うしね」
雪絵「無意識かもだけどよく見てるもんね〜」
谷地「そうなんですか!?」
清水「知らないでいたんだ」
谷地「うぅ、すみません」
雪絵「だいじょぶ〜」
かおり「ま、分かったことだしココからは先輩がくっつけてあげようか!」
谷地「おぉ〜✨️」
雪絵「やっちゃんも、お手伝いよろしく〜」
谷地「しゃち!」
清水「やっぱりまだ、かなちゃんはわかんないか」
かな「コクリ」
かおり「ま、そのうちに分かってくるよ」
雪絵「そうそう〜」
谷地「その、応援してます!!」
かな「ん、がんばる」
清水「そろそろ上がろうか」
雪絵「はーい」
谷地「はい!」
かおり「だね」
〜男子風呂(侑視線)〜
なんかいきなり静かになったな。
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、めっちゃ気になる。いや、気にならんけど気になる。
ってかなんであいつの好きな人の例えが俺なん?
意味わからん。なんで?
そう思っとったら
清水「やっぱりまだ、かなちゃんはわかんないか」
って聞こえた。ま、そりゃそうやろうな。
あいつ好きなひとおらなさそうやし。
その時、俺の心臓がモヤッとした。
ん????????
もやっ?、、、ま、ええか。
清水「そろそろ上がろうか」
その言葉で俺は現実に返された。
治「俺らも上がろか」
角名「ん〜」
治「、、、ツムは?」
侑「俺はまだ居るわ」
治「ん」
〜かな視線〜
、、、、、好きな人。
そう、私はまだ自分の好きな人のことを考えている。
正直恋という気持ちさえもあの時に捨てたからない。
そこまで考えて忘れ物していたことに気づいた。
かな「、、、、、、、、」
清水「ん?どうかした?」
かな「、、、、、、、スマホ、忘れたので取りに行ってきますボソッ」
かおり「わかった、先行ってるね」
かな「コクリ」
私は忘れ物を取りに風呂場へ戻る。
その間に考えていたのがまたしても“恋”
わかんない。恋ってなに?
恋はどんなのかも忘れてしまったようだ。仮に好きな人ができても言わないケド、、、
そうこう考えてるうちに風呂場に着いた。
風呂場(女の子)の方に入り、スマホを取る。
取ったときに不意に スマホが鳴る。
ピロン
スマホのロックを解いてLI○Eを開く。
すると友達がゲーム通話していた。私もやりたかった。
その言葉だけ送ってスマホを閉じ、風呂場からでた。
すると、男の子の方の風呂場から宮侑がでてきた。
私は少し驚き、相手を見てまた驚いた。
とにかく腹筋がすごくて触りたかった。
私じゃできない腹筋✨️触りたい✨️
ま、相手が相手だから無理だと思うけど、、
侑「おい、なに見とんねん」
かな「、、、、、、、」
コメント
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面白かったです! 続き楽しみです!