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授業中のことだった
「ん?放送?」
「ザザッ…みなさんこんにちは。今から皆さんには殺し合いをしてもらいます。」
「は?」
クラスにはどよめきが広がって、「え?wwドッキリ?」とか、「誰ふざけてんの」とか言う声が飛び交っていた。先生は顔をしかめ、ほかの先生に連絡を取ろうとしていた。
「ザザザッ…では、お前ら、位置につけ。」
声が聞こえたあと、黒い服を着た、フードを目深にかぶり、仮面をつけた人が、2人教室に入ってきた。
手には、銃のようなものを持っていた。
「だ、誰ですかあなた達は!」
先生が声を上げる。
クラスはざわざわして、口々に「え?本当にドッキリ?」「何あれおもちゃ?」とか言っている。
だけど、私は気づいた。
(あ、本物だ)
どう見てもおもちゃではない。
あれは見たことのない型だが、サイレンサーに近い物だろう。
それにこの2人、使い慣れてる人だ。
ちょうど姉ちゃんがこんな持ち方をする。
その時、放送が聞こえた。
「牽制しろ」
二人組はサイレンサーと思われるものを構えた。
(間違いない、プロだ。)
構えは、揺れず、まっすぐしていて、慣れが感じられた。
窓ガラスを撃ち、割った。
クラスはどよめき、騒ぎになった。
「動くな!撃つぞ!」
床に着弾した。
近くにいた子は怯えて動けなくなっていた。
「静かにしろ!殺すぞ!」
二人組のうちの1人が怒鳴ると、静かになった。
ほかのクラスからも、叫び声が聞こえるから、同じような状況なのだろう。
しばらくして、放送が鳴った。
「殺し合いをするにあたって、クラスごとに代表者を出してもらおうか。その者同士で戦ってもらう」
「10分で決めろ。でなけりゃそのクラス全員殺す」
話し合いだ。誰も話せない。このままじゃ全員死ぬ。
(あーもう、しゃーない。)
「ねぇ。私が出る」
「えっ!でも…」
「運動神経が悪いからだろ?だがな、かわりにお前が出るのか?違うだろ?だから私が出る」
「ッ……」
「決まったら、武道館に集まれ」
「ちょっくら行って来るわ〜。」
みんな絶望的な顔をしている。
(安心してよ。私、
から。)
運動神経が悪いのは人間の身体能力にしたとき、とても悪い部類に入るだけ。
そう。
殺し合い?
やってやるよ。
なんたって、私は