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#百合
柿の木七味
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#百合
うあな
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今回も短いです!てか毎回短いと思います!
るなちゃん、どこに行くんだろう…
そんなことを考えているといきなり強い雨に見舞われる。
「わっ、雨降ってきちゃったね~」
「るな、傘持ってきてないや~」
「え、えと、わたし傘持ってきた…よ」
「…い、一緒に入る?」
「いいのー?」
「う、うん」
「やった~っ、しずくと相合傘だ~」
「ふえっ!?」
えっ、気づかなかった!るなちゃんと相合傘するの!?そう思うと急に顔が熱くなる。
「あれ、しずく~、気付いてなかったの~?」
「うん、気付かなかった…」
「顔真っ赤だね、可愛い♪」
これが陽キャって言うやつか…可愛いってノータイムででる…ありがとうでいいのかな?
「ん、え、えと…ありがとぅ?」
「でも、るなちゃんのほうが可愛いし…」
「えっ」
るなちゃんの顔がボンッと赤くなる
「えと、どうしたの?」
「あ、あの…しずくに可愛いって言われるの…予想外で」
「予想外?」
「え、えと言ってないだけでいつも可愛いなって…思ってるし」
「あ、ありがと…///」
「こほんっ」
るなちゃんがわざとらしく咳払いをする。
「しずく、今からどこに行くと思う?」
「予想もつかない…かなぁ」
「ヒントは…るなとしずくの名前っ!」月城るなと海野しずく…
「水と、月…?」
「んふふ~、どうだろうね~っ」
「着いてからの…
お・た・の・し・みだよっ!」
「結構時間かかっちゃうけど…しずくはついてきてくれる?」
「う、うんっ、もちろん!」
「えへへ、実はわかってたんだよ~」
なにがだろ…
「しずくがついてきてくれる…ってこと!」
~~~☆~~~☆~~~☆
「着いたよ!」
「海…?」
「うんっ!海っ!」
もう空はすっかり日が暮れていて、見上げる先には綺麗な月が青白く光輝いている。
「綺麗…だね」
「うん、月が綺麗だね。しずく。」
…?なんか聞いたことあるなぁ
『月が綺麗だね。』…あいらぶゆー?
いや絶対違うよね!わたしに好意を持ってくれるわけ無いもん!
なんてことを考えてるとるなちゃんはいつの間にかわたしの隣にいなくて、靴を脱いで海に入るところだった。
「あっ、るなちゃんっ」
ちゃぷっ
「どうしたの?しずく。」
「え、いや、特に…」
「ならいいんだけど…」
るなちゃんはそう言ってちゃぷちゃぷと楽しそうに海でステップを踏む。
月が海にうつってて綺麗…
…?もしかしてヒントは名前って言ってたの月城るなから月、海野しずくから海ってことだったの?
「ねぇ、しずく。私たちって今水から水をみてるんだよ?」
「そうだね」
「るな、アクアリウム飾るのが趣味でさ、だから今ね、雨の中って言う水の中から海っていうおっきなアクアリウムをみてるみたいで…」
「なんだか今、すっごく楽しいっ!」
そう言って無邪気に笑うるなから、私はしばらく目が離せなかった。
☆★
「……く、起…て」
「し…く、起きて」
「しずく、起きて~」
「わっ」
「あ、しずく起きた~」
「おはよ~」
「お、おはよ~?」
なんだか頭に柔らかくて温かい感触が…
「えっ、膝枕…?」
「気づいたっ!どう?るなの、気持ちいい?」
「…う、うん」
急に気恥ずかしくなって、るなちゃんから目をそらしてしまう。
わたし、何時間ぐらい寝てたのかな…?
「あ、あの、今って何時ぐらいなの?」
「ん?今は~、8時半だよ~」
「なかなかの時間…かな?」
「るなは特に門限とかはないかな~」
「友達に合わせてるからー」
「そうなんだ…」
ここって帰るのに結構かかるよね…
お母さんに連絡いれとこ…
あ、妹とお姉ちゃんからRaim結構きてる…後でみよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
しずく[めっちゃ寝てて今起きた]
ママ [どこにいたの?]
しずく[友達と海見に行ってた]
ママ [しずく、お友達できたの!?]
[大切にしてね。]
しずく[もちろん]
ママ [今そこから帰ったら9時半には
家につくよね?]
しずく[うん]
ママ [ママが迎えに行こっか?]
しずく[いいの?]
ママ [もちろんよ。お友達も
乗せるわね。]
[お友達の門限は?]
しずく[友達に合わせてるらしい]
ママ [なら9時半に迎えに行くね。]
しずく[うん、ありがと。]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「しずく~、誰と連絡してたの?」
「えっと、わたしのお母さん。」
「9時半に迎えに来てくれるって、るなちゃんはそれでも大丈夫?」
「うん!だいじょーぶっ」
「あと一時間、何する?!」
「んー、悩む、ね」
「じゃあるながしずくのことたくさん撫でる~」
「…そんなに撫で心地いいの?わたしの頭」
「るなにとっては至高だよ~」
「ずっとさわってたーい」
「えへ、なら…いいけど」
るなは本当にお母さんが来るまでわたしを撫で続けてた
~~~☆~~~☆~~~☆~~~☆
1時間後、お母さんが迎えに来てくれた。
あ、後から聞いた話によるとわたしたちは車でお互いに頭を預けて2人仲良く寝てたんだって
今日1日でるなちゃんとの仲がだいぶ深まった気がする…明日からは学校楽しみかも…っ
コメント
5件
第2話読みました!雨の日の相合傘から始まって、海に連れて行かれる展開、すごくドキドキしました…! 「月が綺麗だね」ってあの有名な言葉が出てきたときは思わず「えっ」って声が出たよ。 るなちゃんのナチュラルな距離感の詰め方が陽キャすぎて、しずくちゃんの戸惑いがすごく伝わってきた。 膝枕で寝ちゃうところとか、車で二人仲良く寝てた話とか、尊すぎて胸が苦しい…! 水と月のアクアリウムって表現もすごく綺麗で、心に残ったよ。 次も楽しみにしてます🌙