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道「 っ 、クソッ … 、、!」


祖「 ふふっ」



道満は見せては行けない場所を隠すため縮こまる 。服は床に適当に投げ捨てられていた 。晴明はその姿をくすくすと笑って見つめている



道「 もう1回だッ!!」


祖「 え ー ?もう道満 、脱ぐ服ないでしょ 。負けを認めたら?」


道「 … まッ 、まだだッ!まだ 、お前が負けてないだろッ!!」


道「 俺の脱ぐ服が無くなっても 、お前が次負ければいい話だッ!!!」



何を言い出すかと思えば 、おかしな事を言い出した 。普通はどちらか一方の服が全て無くなったら勝敗が着く 。


所謂 、運の遊戯だ 。そこが面白いのだとこの遊戯をやる人はいるが 、相手は大陰陽師でもあり 、回転の早い頭を持っている安倍晴明だ 。


そんなの直ぐに勝敗が着くに決まっている 。



祖「 それだと僕が一方的に不利だ 。…… そうだ 、道満」


祖「 次は勝った方が負けた方に一つ命令できるのはどう?」


道「 … 命令 …何でも、、絶てェ勝ってやるからな …!!」






勝敗は予想が着く通り 、晴明の勝利だ 。



道「 クソ ぉ … 、、」


祖「 あはは道満は弱いね ぇ」


道「 晴明が異次元すぎンだよッ!!!!!俺は至って普通だッ!」


祖「 え ー ~ ?」


祖「 まあ約束通り 、命令させて貰うね」


道「 …………………… さっさとしろよ … 」


祖「 僕 、道満のそう言う潔いいとこ好きだよ」


道「 晴明に好かれても嬉しくねぇよ」


祖「 …… なら 、僕のこと好きになってよ」





道「 はァ?なる理由が無いだろ」


道「 第一 、晴明と俺は好敵手だ 。お前は俺の何処に惚れたンだよ」


祖「 うふふ 、さぁ?何処にだろうね」


道「 … 」



好きになってと言う命令は難がある 。好きでもないただの好敵手としか見ていなかった相手を急に好きになるのはとてもと言えど難しい 。


晴明は心を読ンだのか 、



祖「 まァ言われて 、はい好きになりましたとはならないか」


祖「 だったら 、僕と恋仲になろう 。道満」


道「 …………………… は? ………… 」



今日二度目の間抜けな声が出てしまった 。

いや 、さっきの命令とさほど変わりはないだろ 、何言ってンだ 。コイツ


晴明の顔を見るなり 、冗談抜きで本気だ 。



道「 …… 分かったよ 、ただし 。ひと月 、ひと月以内に俺がお前のことを好きにならなかったら 、恋仲は辞める」


祖「 いいね 、これも勝負の一つでしょ」


道「 これなら絶対にお前に勝てる!」


祖「 どうだろうね 、未来は分からないよ?」



そう言って俺の肩を軽く押し 、俺の上へと覆い被さる 。晴明の掌が俺の頬に触れる


ちゅっ … ♡


口付けを交わされた 。



祖「 道満 、今は男二人で片方は全裸だよ 。何もされないと思ってるの?」


道「 ……………… せ 、晴明?」


祖「 僕も男だよ」


道「 せいめ … っん!」


道「 ふっ 、ぅんン♡ … は 、んっ 」






道「 ッてことが昨日あったンだよ」


朱「 いやぁ 、遂に晴明手を出したね」


道「 は?知ってたのか?」


朱「 気づいてなかったの白虎ちゃんと芦屋殿くらいじゃない?晴明くんはワザと分かりやすくしてた見たいだけど」



呆れた様な口調で言うので 、多少の苛つきがコイツに湧き 、勢いよく足に蹴りを入れる 。


朱「 ぃでッ!」


道「 彼奴のせいで腰が痛いンだ 。朱雀 、お前が代わりに俺の仕事をやれよ?」


朱「 なんでッ!?」


道「 何となくだ」


朱「 芦屋殿ひどいッ!!!!あんまりだッ!」


朱「 白虎ちゃんに言い付けてやるッッ!!!」


道「 それだけは辞めろッ!!!!」




















祖道は祖(晴明)片思いの片思いが好きです

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