「龍鬽•泰」
『?』
「必ずゴールして会おう」
『応』
「それではスタート」
その声と共に罠によっては死ぬかましれない、障害物競走が始まった。
タッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタ
ドン ド サ ドン
数々の試験者たちが罠にはまっていった。中にはナイフが飛んでくるものもあり、開始から30分ですでに10人が死んでしまった。
「いくらなんでも罠の数多すぎだろ」
解は次々に罠を避けていった。
(これまだ波動使えるだけマシだな)
〜その頃龍鬽は〜
「ハッハー罠なんてデコピンくらいだぞー〜〜ーーーーー」
龍鬽は数々の罠を受けとめていた。
〜一方その頃泰は〜
「ナイフは飛んでくるし、やりは上から降ってくるし、いくらなんでもめちゃくちゃだぞ」
タッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタ
(龍鬽と解は大丈夫かなー)
〜最後の試練から3時間経過〜
50人の試験者が死んだ。
「これゲーム感覚でやってると死ぬな」
解は休憩していた。
(泰は波動使えるけど、龍鬽は大丈夫か)
〜その頃泰は〜
「ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア」
タッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタ
ミシ
「しまった」
バ ドン
泰は深さ4mの落とし穴に落ちてしまった。下にはマットがあったため泰は無傷で済んだがこの落とし穴を登った先に罠があるからその罠にかかってしまう。
(どうすればいいんだよ)
「泰ーーーー大丈夫かーーーーーーー」
「龍鬽!!」
「助けに来たぞーーーーーーー」
「でも罠にかかったら仲間と協力して脱出するのは違反じゃなのかーーー」
障害物競走のルールの一つに罠にかかった場合、仲間に助けてもらったり、協力して脱出しては行けない。罠から抜け出す時は、自分ただ1人だけで抜け出す。
「そだうだったなーーーーハハハハ」
タッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタ
龍鬽は両手で脇腹を掴んで笑いながら、走っていった。
〜最終試練から5時間経過〜
タイムリミットまで残り5時間、ゴールした人数は今のところ3人•フード集団の3人だけだった。
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