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タッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタ
「ハアハアハアハアハアハア」
(クソッゴールはまだかよ)
夏真っ最中の中でも今日が一番気温が高かった。
「あっゴールの目印の旗見えた」
解はゴールの近くに来ていた。
「ゴーーーーーーール」
(泰と龍鬽はまだか)
解の前にいたのは、試験監督とフード集団に3人だけだった。
〜最終試練から8時間経過〜
タイムリミットまで残り2時間。解はゴールをずっと見ていた。あの時約束したように泰と龍鬽がゴールしてくることを待っていた。50人の試験者が死んで、ゴールした人数が4人、残り46人。
タッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタ
「解ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
「龍鬽!!!」
龍鬽がゴールした。
〜その頃泰は〜
「ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア」
サッ
泰は深さ4mの落とし穴から脱出した。
「ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア」
(急がなきゃ)
〜最終試練から9時間経過〜
20人が死んだ。
泰はゴールの手前まで来ていた。
〜30分経過〜
タッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタタッタッタッタ
「ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア」
「泰ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
いつものみたいな大声で龍鬽が泰に向かって叫んだ。
タッ
「ハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハアハア」
「ゴーーーーーーール」
〜最終試練終了〜
「残ったのは10人ですか、ホテルで一泊したら帰りのバスがくる、それまでホテルのなかでは自由にしてよい」
『はい』
ブーーーーーーーーーーーーーーーン
解たちはホテル行きのバスに乗った。
「このホテル出たらお前らのとはお別れだな」
「そうだな解」
泰はそのことに悲しい顔をした。
「何言ってんだーーーーーーーーーー波動真覚えたら任務で会えるじゃないかーーーーーーーー」
龍鬽が大声で言った。その言葉に解と泰がうなずいた。