【虹視点】
其処には…
血まみれの“現実の人”と、
お腹から大量の血を流して何とか立っている重力(じゅうりょく)の姿が…
虹 「クゥッ…」
虹(にじ)の首をナイフが掠った…
虹 (どうしよう…1対2……このままじゃ負ける…)
出血した部分を、手で押さえながらそう考える虹
その時!
闇悪王「危ない!」
闇悪世界の王は、“現実の人”に向かって落ちてくる瓦礫などから“現実の人”を守った
現実 「大丈夫でしょか?闇悪王様」
闇悪王「大丈夫だ…チィ…来てしまったか…」
管理人「今回は“現実”を見逃してあげるから、水神達を連れ返させてもらいましょか?」
闇悪王「出来ないと言ったら…」
管理人「………」
現実 「そんな事させないわ…わたくしがそれを絶対に阻止します 」
管理人「それは出来ない、無能力者と能力者とじゃ雲泥の差があるから!」
現実 「クゥ…」
管理人「それじゃ、さようなら…」
とてもないオーラを放ちながらそう言い放った
現実 「申し訳ございません…」
闇悪王「今回は我も居たのにな…まぁいい…」
現実 「はい……」
【????視点】
此処は白く何も無い空間に居たのは…
?? 「助けて…」
堕神 「何故、貴方様はそんな事言うですか?」
?? 「君は、本当はこんなことしたく無いって思っているのに…」
堕神 「それは……!…私は…僕は!」
現実 「思い出せてよかった…」
涙を流しながら、本当の人格を取り戻したのだ!
その時…
現実 「うぅ…」
闇悪王「おい!…何正気ニ戻っているのだ…」
現実 「うぅ…僕は現実だ!もうやめて!」
闇悪王「もう、お前の人格ごと殺してヤる…」
現実 「あっあぁ……逃げなきゃ…」
現実 「逃げなきゃ殺される…」
現実は遅い足で一生懸命になって走ったが…
現実 「うぅ…」
現実は思いっきり腹に蹴りを入れられかなり遠くに飛ばされた…
そして、その時現実はある事を思い出しそれをすぐに実行しよと瞬間…
現実 「!…痛い痛い」
現実は、片手をナイフで刺され悶絶していた…
闇悪王「これくらいで悶絶するとはな…人間らしい…」
現実 (逃げろ…立ち上がれ!早く逃げるんだ!)
闇悪王「まだ、逃げる覚悟があるんだな…」
現実 (早く此処から出ないと!…みんな……)
涙を流しながら、本気で走り続けた
でも、闇悪王は追って来ていないと思っていた現実の人は少し安心をしていたと思った瞬間
現実 「グハァ…え?……」
現実の人は、心臓を思いっきり刺され首も攻撃された
現実 「クゥッッ………どうして…」
闇悪王「お前はもう用済みだ…」
現実 「僕は……」
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