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スタッフ「阿部さんOKでーす」
亮「ありがとうございました!」
今日はメンバー全員で雑誌撮影の日。俺の番が終わり、楽屋のドアに手をかけると室内の会話が聞こえてきた。中に居るのは俺と舘様を除いた7人。
康「なあみんな、メンバー内で付き合うなら誰ー?」
ラ「えっ、急!笑」
大「佐久間さんこーじ!!」
康「えーほんまー?!俺もさっくんー!」
照「俺は…ふっか。」
辰「んー、照かなー。」
康「さすが夫婦やな〜!!」
翔「…………涼太。」
大「およ?渡辺くん今日は素直〜!!」
照「舘さんここ居ねーからだろ」
辰「うわっ!さすがツンデレLv100!!」
翔「うっさい!!!」
康「めめは?付き合ってるしやっぱ阿部ちゃん?」
蓮「…んー、まあ…そうかなぁ…。」
えっ、今…俺っていうの渋った……?えっ、俺たち付き合ってる、よね?
涼「うん、俺もやっぱり翔太かなあ。」
ぐるぐると混乱しながら考えこんでいると、突然右隣から舘様の声が聞こえて肩がビクッとなった。
亮「だ、舘様…!びっくりした……。」
涼「聞き耳立ててないで入ればいいのに笑」
亮「いや…入りにくくて。」
涼「目黒が阿部って言うの渋ったから?」
亮「え、いつから聞いて…」
涼「うーん、結構最初、かな?」
俺が聞き耳を立ててたから楽屋に入れなくて困ってたけど百面相してる阿部が面白いからと最初らへんからずっと俺を眺めていたらしい。
涼「で、気まづくて入れないと。」
亮「そう…だね。愛想つかされちゃったかな。」
涼「そうなの?」
亮「…うん、最近冷たかったし。」
涼「そうなんだ。」
亮「もう好きじゃないのかなぁ…」
涼「……じゃ、距離とってみよっか♪」
亮「え?」
もしかしたらめめに愛想を尽かされてしまったかもしれない、それどころかもう俺の事なんて好きじゃないのかもしれない。そんな自分で出した仮定が思いのほか辛くて泣きそうになっていると、満面の笑みで舘様に手を引かれた。
to be continued…