《愛巳がいなくなる夢を見て、泣き出してしまったアオペラキャラ達》
道貴と愛巳
「ッ、あ、あれっ?(泣 」
涙を流したがら飛び起きる道貴。慌てて横を見ると、寝ている愛巳の姿がある。
「うぅ…ッ、、グスッ」
『んっ?…みっくん、大丈夫?』
「愛巳くん、良かったぁ…(泣」ギュー
泣きながら抱き着く道隆に戸惑う。急なことで驚いているが、嫌な夢でも見たのかもしれないと思いすぐに慰める。
『みっくん、ゆっくりで良いから話して』
「ッ、愛巳くんが……いなくなる夢、、見てしまいましたっ(泣」
『怖かった?』
「怖いより、悲しくてっ…どれだけ名前を呼んでも、全然返事してもらえなくて」
『そっかそっか…ごめんね』ギューナデナデ
零れる涙を丁寧に拭きながら、抱き締め、撫でて、道貴に寄り添う。夢の中でも彼を泣かせてしまったことに罪悪感を覚え、愛巳も悲しくなる。
『俺、最低だね』
「愛巳くんは悪くないです!僕が勝手に…ッ」
『でもさ、そんな夢見ちゃったって事は…寂しい思いしてたんだよね? 』
「それは…」
『寂しかった? 』
「はい、もっと一緒にいたいです」
『うっ…』
涙目で上目遣いをされ、心臓を射抜かれた愛巳。愛おしい道貴を先程より強く抱き締め、キスをした。
「わぁっ!?////」
『ふふ、みっくん大好き。今からいっぱい愛してあげる…寂しい思いさせないからね』
「嬉しいです」
『もっかい寝よ』
「はい!」
♡ーーーーーーーーーー♡
秀と愛巳
『秀!…秀!』
「んっ」
焦った声で秀を起こす。
「なん だ?」
『何だじゃない…1回起きて』
何が起こっているのか理解が追いつかない秀。だが、彼の目から涙が溢れている。
『秀が泣くなんて余っ程だよ…』
「……ッ(泣」
『嫌な夢見た?』
「いなくなるな、、」
『え、俺が…ってこと? 』
愛巳が自分の目の前で、自殺する夢を見た秀。妙にリアルで怖くなり、気分が悪くなり魘されたそうだ。
『顔色悪いね、水取ってくる 』
「ッ…いくな!」
『うおっ!?』
「いくな、いくなッ(泣」
夢から覚めたばかりで、まだ恐怖が残っている。腕を引っ張り強く抱き締めた。だが愛巳を包む腕は震えている。
『秀、俺は目の前にちゃんといるでしょ?』
「いる。温かい…俺と同じ匂いしてる」
『俺さ、秀が生き甲斐なんだよ…そんな秀をおいて勝手に死ぬわけないじゃん』
「約束しろ…いなくならないって(泣」
『ん…約束するよ。大丈夫』ギュー
抱きしめた腕を解き、秀の方を振り向く。彼より強く抱き締め頭を撫でる。
『秀の泣き顔は可愛い〜』ギューナデナデ
「忘れろ」
『え〜…やだ♡写真撮って、カズにみーせよ』
「おいやめろ馬鹿」
『秀が泣いたんだもん。恋人の俺からすれば、色んな表情見れて嬉しいよ 』
「だからって、見せるな!特にッ…伊佐には!」
『わっ』
腕を掴み、愛巳を押し倒す。スマホを取り上げ床に投げる。
『おい!俺のすま…』
「黙れ」チュッ
『んっ…んぅ///』
「ヤラせろ、俺を泣かせた罰だ」
『とばっちり!泣かせたの夢の中!』
「夢だとしても泣かせたのはお前だ」
『やーん』
♡ーーーーーーーーーー♡
明と愛巳
「ッ…まな、ちゃん、、いかないでよ」
『んっ?…明?』
眠りが浅かった愛巳は、目が覚める。横を見ると明が自分の服を握りしめ泣いていた。
『明、明。起きて』
「まな、、み ちゃん?いるの?」
『? いるよ』
「愛巳ちゃん…ッ!愛巳ちゃん!(泣」ギュー
愛巳がいることに気づき、飛び起き抱きしめた。
『明、落ち着いて。俺はいるよ』
「うんッ……うん、いたよ、いた…ちゃんと(泣」
『怖い夢見ちゃった?』
「愛巳ちゃんがいなくなる夢ッ、見て、キツかった(泣」
『いなくならない…大丈夫、大好きな明を置いていかない』チュッ
額にキスを落とし、明を優しく包む。自分をたくさん愛してくれる彼への感謝と、もう悲しませないという気持ちで。
『明、大好きだよ』
「俺も愛巳ちゃん大好き。離れないでね」
『もちろん』
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