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重岡『やからっ!俺は〇〇ちゃんが好きなんです!//』
〇〇『うん…。』
嬉しいはずなのに何故かモヤモヤする。
重岡『俺…今まで好きな人とか告白とかしたことなくて…』
〇〇『えっ…そうだったんだ…』
重岡くんは、とても元気で優しくて
いつもニコニコしている人だ。
すごいモテるんだと思う。
何で、好きな人や告白したことないんやろ…?
そんな疑問で頭がいっぱいだった。
重岡『だから、どうしたらええのか分からへんくて…』
そう言いながら重岡くんは頭を搔いていた。
〇〇『私も。重岡くんと一緒だよ。』
重岡『えっ!ほんま?!』
〇〇『うんっ!』
重岡『よかったわ〜同じ人がおって!』
〇〇『ふふっ。』
つい笑みが溢れてしまう。
重岡くんと居ると楽しいな〜
〇〇『あのさ、重岡くん?』
重岡『ん?…』
また、重岡くんと目が合った。
でも、もう逸らさない。
ちゃんと重岡くんと向き合おう。
〇〇『私、ちゃんと重岡くんと向き合いたい。』
重岡『えっ?!付き合ってくれるん?!』
〇〇『いや違くて…(;´∀`)。まだ重岡くんのこと知らないから…』
重岡『そんなことどうでもええねん!!これからやっ!』
重岡くんはとても前向きな言葉を放った。
私はずっと過去に囚われて来た。
□□くんのこと、緑のストーンのペンダント、
神山くんの雰囲気と声が□□くんに似ていること…
そんな自分が情けない。
過去を放っておくことはできない。
てか、出来るはずがない。
だから、新しい学校生活で過去のこととしっかり向き合わなくちゃ!
重岡『そろそろ教室戻ろかっ!こんな所まで呼び出してゴメンな💦』
〇〇『ううん!全然!』
重岡『あっ!そや!』
突然重岡くんが大声を出すもんだから驚いた。
重岡『俺の気の所為かもしれへんけど…〇〇ちゃん、神ちゃんと昔に出会ったことあるん…?』
〇〇『へっ…なんでっ、』
どういうこと…???
私が昔…過去に神山くんに出会ってた?!
そんなはずない!
だって記憶にないもん!!
この時の私は知るはずがない。
交通事故で記憶喪失になって□□くん…神山くんに出会っていたことを…
重岡『神ちゃんから聞いたんやけどさ…』
〇〇『うん…』
重岡くんから聞く話が恐ろしい。
その人…神山くんは一体誰なのか
重岡『神ちゃんが“〇〇ちゃんが幼馴染にそっくり”や言うとったからさ、』
〇〇『なんで神山くんがそんなこと…』
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(重岡side)
それは授業中のこと。
〇〇ちゃんは転入手続きで教室には居らんかったかった。
その時、神ちゃんが俺に話掛けて来た。
神山『なあ?しげ?』
いつも授業中は絶対に話し掛けない神ちゃんが俺に話し掛けたことにとても驚いた。
とても深刻な悩み事があるのだろう と思い神ちゃんに相槌をうつ。
重岡『どしたん?神ちゃん?珍しいやん笑』
俺は笑ってみたものの神ちゃんは一行に笑わなかった。
とても悩んでいるみたいや。
重岡『神ちゃん…悩み事?…』
神ちゃんは悩み事を溜め込みやすい。
やから、心配そうに尋ねると…
神山『俺…運命の人に出会えたかも…』
は?“運命の人”ってなんやねん!
俺の頭の中には今日、転入して来た〇〇ちゃんが浮かぶ。
恐る恐る神ちゃんに聞いてみると…
重岡『その…運命の人って…〇〇ちゃんやろ…?』
当たるはずがない と思っていたが
神山『っ…!なんでそれを!』
まさか当たってしまった。
好きな人が被るみたいにとてもモヤモヤする。
重岡『なんでって言われても…神ちゃんと〇〇ちゃん、昔に出会ったことがあるみたいに思えてん。』
神山『……………』
神ちゃんは無言のまま俺の方を向いて話を聞いている。
重岡『不思議に思ったんやけどさ…神ちゃん女嫌いやろ?』
神山『そやけど…』
重岡『なのに、〇〇ちゃんだけには積極的に話し掛けてるし、普通に〇〇ちゃんとおるし…〇〇ちゃんは神ちゃんのこと怖がってへんし…』
(神山side)
今更気づいた。
俺は女嫌いでそれに、見た目は怖がられている。
なのに〇〇ちゃんは普通に接してくれるし、
女嫌いの俺から積極的に〇〇ちゃんに話しかけている。
これって…なんなんやろ…?
俺の頭の中では〇〇ちゃん=幼馴染の〇〇ちゃんとなっている。
でも、何で〇〇ちゃんだけこんな気持ちになるん…?
なんか胸の奥がギューッと締め付けられるような感覚がする。
まるで、小さい頃に味わった初恋のように…
(過去 神山side)
神山『〇〇ちゃんっ!!』
〇〇『あっ!神山くんっ!!』
〇〇ちゃんに駆け寄る。
いつも通り可愛いくて、
今、俺だけを見つめてくれていることに
独占欲が湧く。
神山『これっ!…//』
〇〇『わぁ〜ありがとっ!』
神山『ええよ//これからも好きでいてええかな?//』
〇〇『もちろんっ!』
その時、〇〇ちゃんに渡した物… 緑色のストーンのペンダント…
(現在 神山side)
確か…いや絶対〇〇ちゃんに緑色のストーンのペンダントを渡したはずや…
なのに〇〇ちゃんは身につけておらんし、持ってもおらんかった。
考えなくても分かる。
捨てられたか…事故の時に落として壊れてしまったのか…
もしくは…〇〇ちゃん以外の誰かが持ってるいるか…
捨てられたことに関しては〇〇ちゃんに限って絶対ありえへんことや。
〇〇ちゃんは物も人も…俺も大切にしてくれた。
だから、緑色のストーンのペンダントは今もなお〇〇ちゃんが持ってるはずやねん。
なのになんで〇〇ちゃんは身につけへんし、ましては持ってへんねん…
そんな嫉妬心や独占欲などたくさん湧いてくる。
重岡『俺…神ちゃんだけには言っておきたいことがあるねん。』
神山『…言っておきたいこと…?』
重岡『おん…俺な
〇〇ちゃんのことが好きやねん。』
神山『っ………』
俺の心はぐちゃぐちゃに乱れ、今でも崩れ落ちそうだった。
——–キリトリ線——–
次回!重岡くんが好きな人とは?!神山くんの本当の気持ちとは?!
そして!緑色のストーンのペンダントの行方とは?!
かみしげ❤