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53話 元カレからのプレゼント①〜お仕置き編💚💙
亮平💚『ただいま〜……?あれ?』
玄関ホールに飛び込んでくるはずの我が家の可愛子ちゃんの気配がない。リビングはシンと静まり返っていて、今朝出かける前の飲みかけのコーヒーがキッチンに置かれたままだった。
時計を確認すると既に20時を回っている。お昼過ぎには東京に帰ってきたはずだけど…
〝ピンポーン♪〟
今となってはこのインターホンの音ですら浮かれた音に聞こえるくらい、ふざけたTシャツを着た30過ぎた男が2人モニターに映った。
大介🩷『お届け物で〜す』
既に殴る用意は出来てる…
玄関扉を開けると泥酔しふざけたTシャツの男とニタニタ気持ちの悪い笑顔を俺に向けるふざけたTシャツを着た元彼が立っている。あまりのニタニタぶりに呆れて震える拳は俺の太腿の横に大人しく収まった。
ニタニタした男は大事な物を扱うように俺に泥酔した男を預けると包み隠さず〝ヤリました〟と言って去って行った。
うん久々にイライラ…いや腹の底から湧き上がるこの煮えたぎる程の思いはそんなもんじゃない。
どうしてやろうこの酔っ払い…
翔太💙『ンッ…さっくん』
亮平💚『💢 テメェ殺されてぇのか💢』
腕の中でスヤスヤと幸せそうに眠る翔太は可愛いけど憎たらしい…佐久間に突っ返してやれば良かった。〝はぁ〟静かなリビングに俺のため息が木霊する。まだ佐久間の事好きなんだろうか…以前3人でヤッちゃった時も〝さっくん〟って愛おしそうに呼んでた…
翔太は元々長い事佐久間に片想いだった。二人の拗れた関係は、今ではとても良好で何よりあの佐久間が溺愛している。時折覗かせる少女のような目で佐久間を見つめる翔太は度々俺を不安にさせた。
翔太の部屋のベットに横にすると暫く頭を撫でて見つめていた。どうしてこうも、誰彼抱かれるんだ…許せない、、、
いつもに増して翔太に腹が立った。ホイホイ着いて行ってんじゃないよ。やばい…泣いちゃう…
静かに翔太の部屋を出ると、ソファーの前に座り込んでテーブルに突っ伏すと涙が溢れた。
もっと男らしくなりたい…誰にも目に暮れずに俺だけ愛して欲しい。
なるほど…
🔍男らしい漢とは?↓↓↓
余裕がある男、器が大きい、共感力…何れも自分にない要素のような気がする。検索するんじゃなかった…余計に落ち込んでしまった。
一緒に食べようと買ってきた焼肉弁当を一人で食べた。涙で味なんか分かったもんじゃない…
翔太 side
翔太💙『んっ…?』
亮平💚『あっやっと目が覚めた?待ちくたびれちゃったよ//まず第一の関門通過だね〝余裕のある男です♡〟』
翔太💙『亮平?』
亮平は〝良かったぁ〜俺の事もう忘れたかと思った〟と言って足を撫でた。声色から察するに…怒ってらっしゃる。思い返すと確か今日は、朝から大阪でスワロフスキーのイベントに出て…あっそうそう佐久間とデートで動物園行って…俺から佐久間の家でご飯食べて、あれ?ヤッたな…その後佐久間の家でヤッちった!しかも俺から誘っちゃったようなもんだ…〝キスして〟何て言っちゃって…
亮平は知ってるって事だろうか…怖くて聞けない。手足が冷たくなるのを感じる。足を撫でる亮平の手がイヤらしく上昇してくる。温かい手から感じ取れるものは何もなく不安に襲われる。
翔太💙『あのぉ…すいません解いて?』
亮平💚『はぁ?何で?』
あぁ終わった…大人しくしてた方が良さそうだ。それにしても〝せめて目隠しだけでも…〟ベットが沈み込み亮平がベットに上がったのだと分かると顔に息がかかり〝誰とでも寝るんだから顔見たって一緒でしょ〟冷ややかに言い放つと、ズボンを下着ごと脱がし、シャツを捲った。腕は頭上で縛られ身動きが取れず、亮平は足を押さえつけて上から跨った。
翔太💙『ごめんなさい許して』
亮平💚『そんなに軽々しく許しを乞わないで?甘やかしすぎたみたい‥俺の傷に比べたらこのくらいなんて事ないでしょ?我慢しろよ』
男らしい声色に不謹慎にもゾクゾクする。どうしたら許して貰えるだろうか…〝ごめんなさい〟胸に舌が這い、ベットが軋む音が響く寝室で〝黙れよ〟と再び冷たく言い放った亮平は、シャツを剥ぐと乱暴に俺の屹立を掴んだ。
翔太💙『いっ!ンッ』
亮平💚『痛い?気持ちいいの間違いじゃない?もう濡れてるよ?』
〝違う〟違わない!とピシャリと言った亮平は四つん這いにするといきなり指を突っ込んだ。〝痛い…〟泣きそう…奥歯をグッと噛み締めた。乾いた後孔に、乾いた亮平の指が激しく出し入れした。
翔太💙『あぁん…ごめんなさいやめて//痛いよ…』
亮平💚『すぐ気持ちよくなる…得意でしょ?誰にでも濡れて誰にでも抱かれて…どうしてそんなに俺を困らせるんだよ』
声で分かる…亮平が泣いてる。酷く傷付けた。
佐久間を好きな気持ちがきっとまだ残ってた。願っても叶わなかった幸せなひと時が終わる事が嫌で佐久間を求めてしまった。紛れもなく浮気だった。
拘束された両手でシーツを掴みながら痛みに耐えると光が目に飛び込んで来た。涙でぐしゃぐしゃな亮平が愛おしそうに頰を撫で柔らかく笑った。
良かった…いつもの亮平だ。
亮平💚『許さないから覚悟しろよ』
まだ怒ってた…
亮平は俺を仰向けにすると下半身を撫で屹立を口に含むと舌先で先端を舐めた。筋裏をゆっくりと舌を押し付けながら這わすと腰がピクピクと動いた。手で扱きながら先端は手の平で擦ると先走りが溢れ出てドクドクと脈打ち膨らむと絶頂を迎える〝ンンンッ!亮平イクぅ///〟
ギュゥっ!!!
翔太💙『えっ…ンンンッ亮平ンンンッヤダァヤダァイケないじゃん!』
亮平💚『ふふっざまぁ見ろ💢』
亮平は目隠しに使っていた紐を花茎に結び付けると射精出来ないようにした。白濁を出せずに先端からダラダラと漏れ出た愛液がイヤらしく垂れている。
亮平は指でツンツン弾いて遊んでいる。その度に腰がピクピク動き愛液が漏れる。
亮平💚『やだダラダラ垂らして変態//どう?イケないのも気持ちいい?雌イキしちゃおうね////翔ちゃん』
翔太💙『ヤダァ取ってよ…ごめんなさい許して』
〝雌イキしてね…因みに一生許さない〟何で浮気なんかしちゃったんだろう。枕を腰の下に当てて後孔が丸見えで恥ずかしい。さらに足を持ち上げて愛液を後孔に塗ると指が再び侵入してくる。先ほどより優しく挿入ってきた指が奥を目指して中の膨らみに達すると2本の指がトントンと中から突いてゾワゾワと快感が流れた…やばい指でイッちゃう
翔太💙『止めて…なんか来ちゃう///』
亮平💚『ふふっ知ってる///ココ翔太の良いトコロだよ覚えておいて?自分じゃ届かないから///可愛くイッてね////』
翔太💙『ンンンッ//あっああぁっヤッ////』
亮平💚『もっとトントンしたらどうなるかな?俺のでココ突いたらどうなっちゃう?』
〝ンンンッンンンッ////〟やばい…言葉だけでイッちゃった。亮平は〝あはっすごい上手に雌イキしちゃったね〟なんて喜んでる。全く趣味が悪いし、下半身はぱんぱんで苦しそうに膨らんだまま地獄のような時間が暫く続いた。
亮平は自分の熱茎を差し出し、俺は四つん這いになってそれを口に含むと腰を掴んだ亮平は後孔を舐めた。
亮平💚『口離すなよ?』
翔太💙『はい』
必死に咥えて舌を這わすとすぐに大きくなって愛液を垂らした。〝ンッ〟と小さく鳴いた亮平は後孔に舌を這わしながら指を突っ込んだ。
翔太💙『ンアッ//』
〝離すなって言ったよね?〟ずっと怖い…また奥をトントンと突いている。すごく意地悪だ。口内に白濁を放った亮平は飲み込まずに見せろと言って口を開けると、また意地悪な顔をしている。
亮平💚『翔太はイケなくて可哀想だね//いいよ飲み込んで見せて?』
ゴクリと飲み干すと、優しく頭を撫でた亮平は真面目な顔になってベットに正座した。俺はぱんぱんでとても正座なんて出来ない。亮平は優しく抱き上げるとお膝の上に抱き上げられた。
亮平💚『佐久間が好きなの?好きは止められない?そうでしょ?別れよう…俺は俺を見れない人とはこれ以上付き合えない』
翔太💙『違う違う…やだ亮平が一番だよ。ちょっと…そう!魔が…魔が刺しました!亮平と同じ!魔が刺しました!もう二度としません亮平の言う事は何でも聞くから煮るなり焼くなり一生好きにして!許してください』
あれ余計な事言いすぎた気がするな…
亮平💚『なるほどね…分かる分かるよ!魔が刺す事あるもんねっ!よしこれで二つ目クリア共感力!!!』
何言ってんだ?
亮平は勉強しているときのように顎に手を置きながら、ブツブツと念仏のように唱えた。
亮平💚『何でも聞く…煮るなり焼くなり…一生好きにしていい…コスプレも厭わないと!恥ずかしいプレイも受け入れると…器の大きい男!』
翔太💙『いやそんな事言ってない…』
パッと顔が明るくなると
亮平💚『よぉし許そう!ふぅ漸く全クリ!器の大きい男♡翔太!今日から俺も男の中の漢だよ!』
とうとう亮平の頭がおかしくなった。俺のせいだ!今からでも佐久間のとこ行くかな…何されるか怖いんだけど…
〝安心してたっぷり愛してあげる〟それが怖いんですけど。仰向けになった俺の腕を亮平の首に引っ掛けると隘路に熱茎が注がれた。
翔太💙『ンアッ解いてよ///』
亮平💚『いいよ…だけどココだけね』
亮平は鼻歌を歌いながら屹立の紐を解くと〝よくが頑張りました♡〟と言って弾いた。〝バカ//〟
亮平💚『あ💢誰がバカだって?』
〝すいません//優しくお願いします〟問答無用でいきなり奥を突くと勢いよく白濁をが放たれそこら中に飛び散ると亮平は、わぁ凄いなんて言って何故か楽しそうだ。益々怖い…二人ぐちゃぐちゃになりながらお互い出るものがなくなると大の字にベットに横たわる亮平に抱き付いた。
翔太💙『本当にごめんなさい』
亮平💚『どうして?俺とじゃダメだった動物園?たまには俺じゃない人ともエッチしたい?』
翔太💙『違うから…嫌いになった?離れてかないで?亮平がいないと俺…』
痛いくらいギュゥっと抱きしめられると〝ごめん意地悪だよ〟と言った亮平からは涙が頰を伝って流れた。足を絡ませて亮平が足でトントンと突いた。
〝猫耳は?〟いいよ〝メイド服は?〟いいよ〝水着は?〟嫌です〝エロい下着は?〟そのあとが怖いです。〝あっバイブとか突っ込んでみる⁉︎〟別れます。〝ふふっ…あとは〜〟まだあるの?〝まだまだあるよ〜〟怖い〝野外でセッ〟駄目!
亮平のキリが無い願望に恐怖を覚えた夜、同時に愛の深さも思い知った。
未だに残る佐久間の唇の感触を掻き消すように、何度も亮平と唇を重ねた。二度と亮平を泣かせないと誓った夜、佐久間への僅かに残る思いを永遠に絶った夜になった。
翔太💙『さよならありがとう』
一人ベランダで夜空を見ながら過去の思いに別れを告げると、心配そうに見つめる亮平がリビングに立っている。手を広げた亮平は優しくいつもの笑顔で〝おいで僕のかわい子ちゃん〟と言うとすっぽり胸に収まった俺を抱き抱えてキスをすると二人でお風呂場へと消えていった。
コメント
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今後、猫耳とメイドが供給されることが確定したわけですね、おかわり🍚今頃になりました、すみません🙇今日はずっとすのの録画見てた⛄️ ドレミファドン!💚面白かったな。
タイトルから早漏の話かと🤣🤣🤣💚