こんにちは
早速どうぞ
⚠注意⚠
何でも許せる方のみどうぞ
最後に見た景色は、黒い雨が降り注がれ男女の悲鳴や、子供の亡骸だった。国民が、必死に作った建物を、あいつ等はそんな事を気にせず空爆し民を地獄に落した。
最後の最後まで、あいつは笑っていた。嬉しかったんだろうな。勝つ事が出来て。
許せない。
あいつは、私から全てを奪った。弟達も親も戦友も愛していたあの方も全てを奪った連合国。私は、一生貴様等を恨み呪い殺してやりたい。
だが、今は私は眠った状態。何も出来ない。だが、意識はある。昏睡状態と言う物なのだろう。手足が動かないが、意識だけはある。
悔しい。もし、私が目覚めたら連合国共を全員根絶やしにしてやる。
私の愛する方を自殺まで追い込ませたソビエト。私を、昏睡状態にさせるまで追い詰めた鬼畜米帝。ソレを、嘲笑った鬼畜英帝。
貴様等、三人を地獄に叩き落としてやる…。
だが、最近病院で誰かが来た足音が聞こえるんだ。目を瞑っている状態だから、誰か来たのかは分からない。音を頼りに、ソイツの行動を聞く。ソイツは、椅子に座った音と共に何もせず、缶コーヒーを開ける音が聞こえる。
何なんだ。いったい。
もう、私の知人は誰一人として居ない。そんな私に、客人等誰が来たのだろうか。
そう考えていると、立ち上がる足音が聞こえ帰るのかと思っていた。
そうしたら、ソイツは最後にこう言った。
『また来る。愛しているよ。』
その声は、ソビエトの声だった。信じられなかった。まさか、毎日私の病室に来ていたのはソビエトだったのか?
しかも、愛しているとは何だ。まさか、敗戦国として負けた私を、嘲笑っているのか?
ソビエトの声に私は一言頭の中でこう言う。
貴様等が大嫌いだ。
コメント
2件
愛情表現って難しいんもんだよね〜