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🧡💫サイド
影から2人の様子を見てた。
結局、良い感じになってるやん。
やっぱり僕じゃダメなんかな。
目黒くんの瞳には映れないんや。
僕の初恋終わったわ。
どうしよ。
明日からの撮影、めっちゃ気まずいやん。
そんなことを考えながら、その場を後にした。
…次の日…
撮影現場に着くと目黒くんはもう来てて、
台本を読んでいた。
ふと、目があってしまって。
僕は反射的に目を逸らしてしまった。
すると、目黒くんはこっちに近づいてきた。
🖤「大西くん。」
はぁ⁉︎普通話しかける?
何言われんだろ。
何言われてもしょうがない。
そう覚悟を決めていた。
🖤「ごめん。大西くんの気持ちには、答えられない。」
🖤「でもね、大西くんの気持ちはすごく嬉しかったから。それだけ伝えたくて。」
🧡💫「へっ。」
🖤「どうしたの?」
🧡💫「僕、おふたりにひどいことしたから、もっといろんなこと言われるかと…。」
🖤「…言わないよ。俺だって、好きな人振り向かせるためだったら何するかわかんないし、」
🖤「それより、残りの撮影がんばろ!」
🧡💫「…ほんまにごめんなさい。ありがとうございます。」
どこまで優しいねん。
でも、初恋が目黒くんで良かったかも。
阿部くん、目黒くんお幸せに。
そう本人に言えるわけないけれど。
僕の初恋は撮影とともに終わりを告げたんだ。
🖤サイド
撮影が終わって東京に帰ってきた。
それで、久々に9人で仕事なんだけど、
どういう状況?
楽屋の真ん中に俺とあべちゃんが正座してて。
その前には、ふっかさんと舘様としょっぴー。
その周りに残りのメンバー。
❤️「で、なんか言うことないの?」
🖤「はい。お騒がせしました。本当すみません。」
💜「あべちゃんは?」
💚「すいませんでした。」
💚「ていうか、こんな正座してて謝るようなことしてないもん!」
💜「そりゃ、まぁ。あのままだと、ふたり別れてたでしょ。感謝してほしいもんだよね。」
❤️「そこまででもないけどね。」
💙「俺、あべちゃんとめめが別れるの嫌だっただけだし。」
💚「ゆりぐみぃ…。本当にありがとう。」
💜「ねぇ。俺には?」
💚「知らんし。恩着せがましい。」
💜「ねぇってば〜!」
💚「良いもん。そこまで言うなら、照と付き合ってんのバラすからね!」
🖤「へっ。」
💜「あ。」
💛「あべ?」
💚「きゃー!照こっち来ないでー!めめ助けて!」
🖤「ちょっ。岩本くん!」
💛「目黒どいて。」
💚「めめぇ〜。」
そんな、上目遣いでお願いされたら、困っちゃうな〜。
🖤「すみません。無理です。俺の彼女が怖がってるんで。」
次回、最終話!
これからも君の隣で。
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