テラーノベル
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あっと視点
四時間目が終わり、ちぐと一緒に食堂へ向かったが…
「ねえねえ、知ってる?」
「あっと様とちぐさ様が付き合ってるっていう噂!」
「え〜?何それ〜?」
といやまあ、何故か俺とちぐが付き合ってる噂が広まってる。何故だろうか。本当に分からない。最近、ちぐと話しているからだろうか。まあ、多分それしかないのだが。
「あ、あっとくん?」
「あ、何?ちぐ」
「いや、なんか考え事かな〜って」
「なんか、朝と違うような…」
「言い方を変えただけだよ!」
「そうなんだ」
「そうだよ!」
「まあ、食堂に行こっか」
「う、うん」
そう言い、俺達は食堂へと向かった。
番外編(僕がただ書きたいだけ)
「あ、でも、男同士だ…」
「た、確かに…」
「いや!でもさ、男同士でもよくない?」
「あっと様とちぐさ様のカプ…あり!」
「まって、私達、腐女子じゃない?」
「え?私、もともと腐女子だよ?」
「マジ?」
「マジです!」
「じゃあ、あっと様とちぐさ様のカプについてどう思いますか?」
「やっぱり、身長差っていうのが最高ですね身長差があると、小さい彼女、ここでは、ちぐさ様とお呼びしますねちぐさ様が自分からキスをするとき、お互い立っていると頑張って背伸びして結局キス出来ない状況になり、そうしたら、彼氏、ここでは、あっと様とお呼びしますねあっと様がちぐさ様にキスをするという展開になるんですよ」
「まじ?聞いただけで尊いんだけど」
「というか、私達、赤の他人でしたよね、長々話してしまい、すいません」
「いえいえ、逆に身長差カプのいいところを話してくれてありがとうございます」
「あれでもまだ足りないですよ?」
「じゃあ、お友達になりましょう!」
「いいんですか!?」
「はい!」
「あ、ありがとうございます、ちなみにお名前は…」
「私の名前はころん!あなたは?」
「私の名前はゆた!よろしくね!」
「まって、思ったんだけど、私達、声似てない?」
「だよね〜思った」
「これから、友達、ううん、腐女子の友達とよろしくね!」
「よろしく!」
「というか、おすすめのBL本ってある?」
「あるよ!」
「というか、今日家来ていいよ!」
「本当!?」
「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかな?」
「というか、クラス何組?」
「私、2組!」
「え!?まって、同じクラスなんだけど」
「マジで!?気づかなかった…」
「というか、ご飯どこで食べてるの〜?」
「食堂」
「私もなんだ〜一緒に行こっ」
「いいよ〜」
こうして、あっととちぐさのおかげで腐女子が増え、そして友達も増えたとさ。
裏話
番外編の方が長いwww
コメント
3件
あとちぐ……